高音質なPodcast、始めます。
皆さんこんにちは。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。
2021年の新たなる挑戦、始めます。素敵な企画にお誘いいただき、Podcastを始めました!その名も、「ArtistSpoken(アーティストスポークン)」
アーティストやクリエイターの生の声をコンセプトにしたこの企画。既に多数のスピーカーの方々が参加されています。
なかなか豪華な顔ぶれの中、僕の姿も。加藤登紀子さん以外にも、音楽クリエイター、アーティストの方が多数いらっしゃいます。最初の3回はappをインストールしたら無料で聴けるので、是非聴いてみてください。
なぜPodcastか?
特にnoteをご覧の皆さんにPodcastを聴いてもらいたいのですが、その理由は、僕の口ぶりがここnoteで書いているときの論調と明らかに違うから(笑)noteって、考えて整理しながら頭フル回転して書いているから、自分の印象では割と口調がキビキビと、シャキッとして話しているんです。
でも、今回ArtistSpokenでは、「仕事を終えた夜、寝る前の自分」をイメージして語っています。自分自身が、寝る前に自分の声を聴いて、嫌じゃないものを目指して作ってる。話し声も、口調も、もちろん音質やミキシングの具合、そしてBGMも含め全て、「穏やかな一面のKotaro Saito」で作ってます。楽曲でいうとまさに「Right」「Jasmine」な自分。
僕は音楽を作るときもそうですが、自分の中にいくつもの要素が混在しています。感情の高低差も激しく、お酒も飲まないのにアッパーな時はどんな酔っ払いよりアッパーで、ダウンの時は意味不明レベルに落ちる(笑)それがきっと、僕の作っている音楽の幅に繋がっていて、しっとりと優しいピアノの表現もあれば、荒れ狂う「Memento」みたいな表現技法もある。
僕のPodcastを聴いた人がMemento聴いたら、同じ人が作ったって絶対に思わないだろうな。僕自身が今、特に今年に入ってより「リラクゼーション」を音楽に求めていて、今後全体のサウンドがより、チルサウンドに傾倒していきそうな予感です。ArtistSpokenは、そんな今の僕の状態をリアルに、声で伝える場として活かしていこうと思います。
声は、音楽家である僕にとって最も身近で伝わるもの
自粛期間、家にシンガーの方も来ないのでとても寂しい想いをさせてしまっている僕のマイク。今回を機に、スタジオの椅子横に当面常設することに。
自分の声、特に話す声を普段真面目に録音もミックスもしないので、録ってみると自分の話し方も含め色んな気づきがあり面白かったです。
BGMも、このPodcastのためにオリジナルで作った未発表音源です。僕はこの曲、結構気に入ってます。リリースしてもいいかなと思うくらい、僕が今やりたい世界観の音楽作品です。穏やかなピアノと、アンビエントなアナログシンセ。音楽を先に作ったから、プロの喋り手じゃない自分でも、会話の空気を掴んでひとり語りしやすくなります。
顔が見えない音声コンテンツ、というのもなんだかとても音楽的で好きです。音と声だけで僕のことを知ってもらえると、おそらく写真で見る印象とずいぶん違うはず(笑)ぱっと見の印象を意識してどうにかしているわけじゃないのだけど、僕は言葉と絵と音が割と統一感ないって言われることがあるので、Podcastは自分のコア純度100%を届けていけそうです。
更新がとても楽しいのでほぼ毎夜目指します
noteは結構、この記事書くだけでも気合がいるのですが、Podcastは毎晩でも時間ができたときに語れるし、何より日々、音楽を作ることを生業にしているからミックスも編集も文字を書くより楽なんです。
試しに始めてみたところ、早くもSNSにメッセージをいただけたりしているので(全部見れてないかも。無反応の方、ごめんなさい暫しお待ちを。)こんなに自分の表現としてカジュアルかつ高音質に届けられるならと、毎夜更新を目指します。話すのに10分、編集に10分、書き出しに10分くらいで作業するので、本当に更新が手軽。
「書き出し10分」と伝えたように、
僕は音楽を作るとき同様、PC内部での音声書き出しをせず、
いつも通り自分のアナログ回路でのミキサーを通して
毎回Podcastを仕上げています。
試しに比べてみたのですが、信じられないくらい僕の声もBGMも、アナログ回路の方が優しく、臭みを感じなかったんですよね。話の内容はともかく、寝る前に聴いてもらっても決して邪魔にならないほど優しい音声を目指して作っているので、声や楽器の音質、ミックスは妥協したくないんです。
ArtistSpoken、時間は不定期ですが22時〜24時前後に、なるべく毎夜更新します。appをインストールの上、月額300円にて購読可能です。なるべく毎夜更新できるよう頑張りますので、是非皆さんフォローしてね。
改めてリンクを再掲。
こんな感じで出てくると思うので、聴いてみてください。
Kotaro Saito / 齊藤 耕太郎
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