世界的スターたちを生んだアロフトホテルとのコラボ!
皆さんこんにちは。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。
去る9月16日(水)
新曲「Waterfall - Not Alone」リリースしました!
この楽曲についての解説は既に公開しているこちらを是非ご覧ください。音楽と解説を照らし合わせると、すごく説得力が増すかと。
今日は、この楽曲に関連して新たなスタートを封切るプロジェクトについて紹介します。この企画、実はアルバム「VOYAGER」の頃から温めてきた企画。早く紹介したい!と思っていたものが、この曲でようやくお披露目できます。では、いきます。
銀座に10月1日にオープンする、アートホテル
海外に駐在、滞在されたことがある皆さんはもしかしたら僕よりよくご存知かもしれません。「アロフトホテル」をご存知でしょうか。
アートとミュージックに彩られたホテル、と銘打たれたこのホテル、世界には既に世界25カ国を超える展開がなされていて、日本は銀座(G SIXの真裏)に今回初出店します。アメリカの大手、マリオットのグループです。
ミレニアル世代をターゲットにした、アーティな空間は一望の価値あり。
あとからきちんと書きますが、僕はこのホテルとこの度、ガッツリとコラボレーションを行います。回し者みたいな言い回しが今日は頻発しますが、僕自身が自分の名前を出して、心からレコメンドしたいと思ってこのお話をお引き受けしているので、どうか広告的な見方をせず、僕自身が本音で語るメッセージと受け止めてもらえたら幸いです。
僕らがアルバム「VOYAGER」をリリースした際に刷新したアーティスト写真、全てこのアロフト東京銀座で撮影しました。
これだけ見ても、ものすごくハイカルチャーかつ「映え」な空間であることは伝わるはず。でも、ここのインテリア、そして壁面に描かれた絵画などの魅力は、行って初めて伝わるような「ハイストリート」な要素に満ちています。僕ら3人が着ているイタリアの人気ブランドMSGMとの相性も本当によく、アロフトとMSGMのコンビは新しい銀座像、新しい「ミレニアル世代の遊び場」を予感させてくれます。
(はじめさんは年齢対象外だけど、OK! 笑)
ここからはホテルの内装を少しご紹介。
これがエントランス。やばくないですか?
最初に入った瞬間に、そのスタイリッシュな空間に激エモでした。天井に飾られたアート作品は銀座の風景をコラージュしているそうで、銀座の喧騒をサンプリングした環境音楽がランダムに流れているそう。アロフトホテルズは地域の色を活かし、各店舗全く別のデザイン展開をしているそうで、今回は彼らなりの「銀座」表現が光ったホテルデザインだなと僕は感じます。
ここは、はじめさんのアー写やまゆちゃんを激写したエレベーターホール。ペイントされた壁に、ランダムにプロジェクションマッピングがされ続けている、何か新たな次元への入り口を想起させる場所です。2人の写真を見てもらえるとわかる通り、めちゃくちゃ映えます。オープンしたら映えスポットになるんだろうな。インフルエンサーの皆さん、ご注目を!
シグニチャーバー、その名も「w xyz」
僕のアー写や、はじめさんと2人で撮影しているショットはここで撮っています。「Live」とネオンサインが彩るこの空間、イタリアのMISSONIのファブリックをふんだんにあしらった家具など、一点一点がものすごくこだわり溢れるインテリアばかり。
空間好きな僕としては眉唾ものの家具が揃います。テーマが「宇宙」で、随所に円盤、スペースシャトル、宇宙服を着た乗組員達があしらわれていて、「VOYAGERそのものじゃん!」って行った瞬間に思ったのはいい思い出。
アロフトホテルとのコラボ「Live@Aloft」
そして!僕がどうこのホテルとコラボレーションするかというと。
世界中のアロフトホテルで行われてきたミュージックコンテンツ・「Live@Aloft(ライヴ・アット・アロフト)」の日本版プロデュースとキュレーションを僕が行います!
第0号として、僕、はじめさん、そしてボーカルのまゆちゃんことMayumi Watanabeの3名で、アロフト東京銀座の顔である「Bar w xyz」でライブ演奏しました。楽曲「Waterfall - Not Alone」のリリースと合わせて公開。アロフトが開設したYouTubeチャンネルにて放映中。
今後、僕が今後シーンにレコメンドしていく魅力あふれるアーティスト達の、ここでしか聴けない演奏を配信、そしてリアルライブでお送りしていきます。是非是非お楽しみに。
この企画、日本初上陸のホテルなので認知がないかと思いますが、アメリカやアジアの友人に話すと「マジ?すげえ!」って結構言ってもらえています。世界では既に知っている方もいるみたいですね。
それもそのはず。このLive@Aloftは過去、僕も聞いてビックリするようなアーティストを輩出してきた歴史あるコンテンツなんですよね。以下、世界中のアロフトでライブしてきたアーティストをまとめたもの。
ザ・キラーズ、ザ・ウィークエンド、エド・シーラン、ケシャなどなど・・・世界中のトップスターが、インディ時代にライブをして大きくなっていったとのこと!
昨年は、トロイ・シヴァン、そしてBANKSらが、以前アロフトでライブしていたことを振り返るように「Homecoming」して演奏する、 #HomecomingTour という企画が盛り上がりました。YouTubeも是非。
とにかく音楽へのリスペクトが半端なく、音楽を主軸にしてホテル全体のプロモーションを考える、ものすごく芯の太いストーリーを持った場所なんです。僕は、その深い思想に共鳴し、尊敬し、この企画に参加しました。
SNSフレンドリーなアロフト
こんな映えある企画のプロデュースとキュレーションを拝命したからには、アロフトが日本で「ミュージック・アートの新たなシーンを創造する場所」として根付いて欲しい。その一役を僕が担えたらと本気で思っています。
こんな素敵なルーフトップが、G SIXの裏にできるんです。オープンしたら、僕らのインスタライブも時々ここでやろうかな。ちょっとアロフトの方々にも聞いてみよっと。ちょうど秋の気持ちの良い季節。
インスタもだけど、TikTokのダンスとかをやりたがる人が増えそうな場所。"SNSフレンドリー"なこの場所を、是非多くの人たちの「表現の場」として活用してもらえたら僕も嬉しいです。こんなこと勝手に言ったら、開店後に一気に混んじゃうのかな・・・(笑)
押し付けがましくない、コダワリの空間
僕はここ数年、「ラグジュアリー」という言葉に飽きています。豊かであることと、これまでの「ラグジュアリー」という状態が、一気に解離している感覚がものすごくあります。
豪華絢爛とか、贅沢したことを人に誇示するとか、僕自身は20代の頃、「自分に自信がなくて」そうなってしまっていた時期は結構長かった。でも、30代になり、時代の流れも強く相まって、より「自分自身の奥側にある幸福だけを注視した豊かさ」に大きく心が傾倒していることに気付きます。
こちらはスイートルーム。テーブルには、まん丸の月面があしらわれています。アロフトは僕にとって、「心を豊かに、楽しくしてくれる場所」です。
勿論内装自体は細部までものすごくこだわり溢れるインテリア、ファブリックを散りばめているのだけど、そのセレクトした品々以上に、「アロフトとしての佇まい」に芯があり、ストーリーがあり、何よりも空間全体から、作った人や作られた作品そのものに対する強烈な愛を感じられる。
どうだ、すごいだろ!じゃなくて、
ねえねえ、これ好きなの。とにかく大好きなの!
みたいなメッセージが伝わる場所。だから僕も好き。
エレベーターホールごとに全然違うテイストの壁画で出迎えてくれること、スイートルームに大人子ども心満載に置かれたレコードやMarshallのスピーカー、そして個人的には2階のレストランにドドン!と吊るされている、ザハ・ハディット設計のTom Dixonがなんとも美しい。
ちょうど僕自身、新居に引っ越したばかりなので、このプロジェクトでTom Dixonの照明ばかり見ているのはかなり危険な兆候・・・(笑)
東京の音楽シーンに新たな潮流を作りたい
僕がアロフトという深い歴史とスタイリッシュな空間を、ある種「武器」にさせてもらってこのプロジェクトに関わるからには、この国の音楽シーンに新たな一石を投じたい。東京にいながら、アジアやアメリカ、ヨーロッパに至るまで距離を感じさせないような、「"どこらしくもない"オリジナルなサウンド」を提案できたら良いなと考えています。
音楽の世界は、大打撃を与えたコロナの影響がプラスに働いた部分もあり、楽曲を作ること自体に全く国境がなくなりました。
僕らのアルバム「VOYAGER」そして今回の新作「Waterfall - Not Alone」は、リモートで制作された楽曲がものすごく多く、それに対してのストレスもほぼなかった。演奏ディレクションを僕らプロデューサーが立ち合いで行う音楽制作って、もう古いのかなと思わされたほど。
そもそも、お互いに意志を持ったミュージシャン同士がコラボするからこういう音楽ができるわけで、集まった音をどう料理して一番良い形にするか、というのが現代の音楽プロデュース論なのかもしれません。
それらを総称すると、これからどんどん「既存の枠組みにハマっていない新しい音楽」が産まれてくる予感がすごくある。そんな新たな才能を、この抜群のロケーションとスタイリッシュなファッションで、より豊かなに彩ることができたら。そして参加してくれたアーティスト同士がコラボレーションして新たなリリースを行うなどし始めれば、確実にそこには「アロフトで出会った」という文脈が根付き、より豊かなストーリーを紡いでいける。
何度でも言います。僕は見せかけだけのラグジュアリーには興味ない。本当に豊かだと思える、出来事や共鳴、音楽を通じた深い愛情の交換を、この会場でリアルに体験してもらいたいんです。それは僕らがリリースした配信ライブMVでも、来月以降行うリアルな場でのライブでも一緒。
銀座の、G SIXの裏手という実はあまり目立ったカルチャープレイスが何もないこの場所に、ミレニアル世代を中心としながらエイジレスに「音楽を、アートを、ファッションを愛する人々」が集まる場所にできたら良いなと考えます。場所は最高!あとは、僕ら集う側の人間が活用するだけ。銀座に新たな遊び場、ワークスペースができたと思うと嬉しいな。友人各位、秋の夜空を背景にルーフトップで遊ぼうね。
出演アーティストも随時募集中!
10月のオープン以降、既にお声かけさせていただいているアーティストの方も複数名いますが、僕自身どんな方にお声かけしようか、とまだ思案している最中です。我こそは、と思う方、以前僕が発表しているサブミッション企画と共に、改めて手を挙げてもらえたら嬉しいです!
応募要項は特にありませんが、撮影のため銀座に来ていただける方、というくらいかな。勿論、演奏していただくのでお礼させていただきます。興味がある方、その辺りの条件の折り合いがついたら是非、一緒に面白いことをしていきましょう!
僕はここに出てもらいたい方々とは、ここだけの付き合いに留まらず、最終的には音源も一緒に作りたいと思っているし、違う場所でも対バンしてライブしたいって思っています。アロフトホテルは元来、スーパースターとなるアーティスト達を発掘してきた場所。日本の音楽シーンは現在とても面白く、僕は世界に発信できる環境が十分に整ってきたと思っているので、そう思える皆さんと是非一緒にその地を慣らしていけたら嬉しいです。
まずは是非改めて、僕らの新作「Waterfall - Not Alone」を演奏したLive@Aloft vol.0をご覧ください!
Aloft Tokyo Ginzaアカウントも是非フォローを。
告知!9/30(水)20:00〜21:30、アルバム「VOYAGER」のリリースライブを、表参道WALL&WALLで開催します!最高の仲間と、最高の演奏、最上級の音響体験を目指して現在準備を進めています。是非、オンライン・そして人数限定の会場でも聴きにきてください!楽しいライブにしましょう!
配信チケットはこちら。