「花オクラ」?オクラの花?
暑い夏に出回る野菜のひとつが「オクラ」
熱帯性の植物なので、いわゆる夏野菜と言えるかと。実は多年草なんですが、日本は冬が寒いので越冬できないので、農家は毎年種をまいて育てています。
オクラはアオイ科の植物。アオイ科と言ってもピンとこないかもしれませんが、みなさんがよく食べるものもそのアオイ科の植物にあります。それはなにかというと・・・
カカオ
そう、チョコレートの原料です。ちょっと意外ですよね。
あとはフルーツの王様「ドリアン」
これこそ日本でなかなか手に入らないし、あの匂いは相当なもんです。
オクラは通常さやを食べますが、花も食べることができます。
花オクラ専用の別品種もあります。一般に出回っているのはこちらが多いかもしれません。こちらは花のみ収穫するもので、実は食べるのに適していません。花の大きさも普通のオクラの花より大きくなります。
結構繊細で、傷みやすいので日持ちはしません。手に入ったらその日のうちに食べたほうがいいと思います。なかなか見かけることはないかもしれませんが。
花弁をとっておひたしにしたり、天ぷらも。花びらを生のままでサラダにちらしてもいいかもしれません。
味はあっさりしていますが、おもしろいことにオクラと同じ様にねばりがあります。個人的には生のままちょっと醤油をたらして食べるのが美味しいかと。
日持ちしないだけに、野菜便にいれることもないですが、店頭などで手に入ることがあったら、ぜひお試しください。
花を食べるって食用菊以外はなかなかないと思います。
先日ご紹介したナスタチウムや花ズッキーニなど、食べられるお花って結構あります。
あれ?野菜売り場にお花がある!というときはぜひお買い求めください。
楽しい世界がさらに広がりますよ。