緑の「トマト」は未熟果なの?
トマトといえば赤。
真っ赤なトマトは野菜生活(?)にかかせませんよね。
個人的に一番好きなのは、酸味もほどよくある真っ赤な熟したトマトをキンキンに冷やして食べること。BBQのときなどに、氷を張ったたらいに浮かんだ真っ赤なトマトはたまらなくおいしいです。
トマトは花が咲いて緑色の実がつきます。
もちろん最初はゴマ粒くらいのサイズ。
それが日を追うにつれどんどん大きくなっていきます。
花が咲いてから季節にもよりますがだいたい50日くらいで収穫です。
黄色やオレンジのトマトも最初は緑色。
その緑色の実が収穫するサイズまで十分大きくなってから少しずつ熟して色づきはじめます。
なので、どのトマトも最初は全部緑色。
写真のトマトも緑色。
あれ、熟す前に収穫したの?
いやいや、これでも十分熟しているんです。そう、完熟です。
食べると甘く、ほのかな酸味もあり、見た目のイメージから想像する味と違います。
最近でこそ見かけるようになった緑色のトマト。
まだまだ珍しいですよね。
赤いトマトと一緒に黄色やオレンジのトマトが入っていると、ぱっと華やかになりますが、ここに緑色のトマトがはいると、さらに彩り豊かになります。
こたろうファームでも毎年緑色のトマトは作っています。
緑色のミニトマト、丸い形と洋ナシ型のもの。
緑色のゼブラ柄(緑と黄色の縦縞に)の大玉トマト。グリーンゼブラという名前です。
緑色のミニトマトはたくさん作っているので、他の色合いのミニトマトと一緒に「カラフルトマトのマルシェ(箱入り)」「カラフルトマトのプチマルシェ(小袋入り)」として販売します。
その緑色のミニトマト、本日種まきしました。
2品種で「サングリーン(丸)」「サリーナエメラルド(洋梨)」
種まきしたばかりなので当然発芽してませんが、今頃土の中でちょっとずつ、ほんのちょっとずつ芽が出始めているはず。
発芽は1週間から10日後。
そして畑にはGW頃植えます。その頃には最初の花が咲いているはず。
そこから50日程度で収穫です。
※前回のブログでも同じことかきましたね(笑)
うちもそうですが、よほどたくさん取れない限りは、ほぼ他の色のトマトとミックスで販売します。
店頭でちょっと未熟なんじゃないの?と思わずに、ぜひ手にとってみてください。
見た目と味のギャップに驚かされます。
ぜひお試しください!!!
※実は未熟の緑色のトマトもこたろうファームでは販売します。
これは生で食べるのではなく、漬物にしたり、スライスしてフライにしたりします。
フライドグリーントマトという映画がありますが、舞台となるレストランの名物料理です。
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