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本とチョコレートのペアリングを求めて。20年熟成ラム酒と国産ぶどうとアリバカカオが出会った。
本に合うチョコレートを食べたかった。
夜、一人で静かに本を読むときのおともが欲しかった。
お酒をちびちび飲みながら、ほのくらい部屋で本に没頭したい時につまむチョコレート。
1時間に1粒で疲れた頭をゆるくしてくれるチョコレート。
難解な本を読む時に、もうちょっと読み進めてみようかと力をくれるチョコレート。
食感はあまりない方がいい。
甘すぎない方がいい。
苦すぎない方がいい。
1口で食べられるサイズがいい。
すこしアルコールがあるといい。
20年熟成ラム酒と国産ぶどうとアリバカカオが出会ってしまった。
20年熟成させたラム酒はアルコールが抜けて芳醇さや熟成香を保ちながらもこなれた感じに。
大分県産のドライピオーネはラム酒と合わさって重厚な甘みと旨み。連想されるのは雨、バー、夫婦、アルケミスト。
大分県産のドライシャインマスカットは、ラム酒に浸けこまれることでフレッシュさとジューシーを取り戻し、ぶどう農園で食べるシャインマスカットを想起させる。
ラム酒の熟成された香りとフレッシュなシャインマスカットは、完全に馴染まず、口の中であちらこちらにそれぞれの香りを届けている。旅先のホテル、休日の朝、海辺のカフカ。
これはちょっと、美味しくなりすぎちゃったか。
本に集中できないかも。
本末転倒。
お好きなようにお楽しみください。
お披露目まであと約一週間!
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![江沢孝太朗](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42809237/profile_c7b56f57cd218912e8140833767c8997.jpg?width=600&crop=1:1,smart)