マガジンのカバー画像

企画でメシを食っていく2019

46
BUKATSUDO講座「企画メシ2019」にまつわるnoteのまとめです。
運営しているクリエイター

2019年11月の記事一覧

「味噌屋の息子だから味噌つくれるよね」と言われてタイに…醸造と運命をともにする男、五味仁。

「企画でメシを食っていく2019」、今回のテーマは「食の企画」ゲスト講師は東京農業大学で醸造と経営を勉強。卒業し、タイの醤油メーカーに3年勤務した後、実家の五味醤油に入社。味噌づくりのワークショップを各地で開催するなど精力的に活動をされている、山梨で150年つづく味噌蔵「五味醤油」六代目、五味仁さんをお迎えしました。 自分も醸造をやってもいいかもしれないと思えた。 「東京農業大学時代、奈良の醤油屋さんが大学の先輩で、訪ねた際にど派手な車で迎えに来てくれました。その時にこん

おわりのはじまり

通っていた連続講座「企画でメシを食っていく2019」が終わりました。 そのスピンオフイベントとして先日行われた「企画祭」で、私は「企画メシラジオ」と題した事前コンテンツと、当日生配信のディレクター兼DJをやりました。 いろんな話で盛り上がったんですが、その中でも企画メシ同期で、インフルエンサーとしても名高い5歳さんが「仕事について考えた」という話の一部を紹介します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (以下書き起こし) 仕事について考え

湯気ある時間をありがとう。

いつがほんとうの終わりなんだろう。 精算に走り回っている今も、お祭りのさなかにいるような感覚になる。たとえば、この2000円の領収書だって、ただの紙切れじゃない。 駅前でのビラ配り、許可をとってやるためには、手続きが必要で、ビラを配りに行く、後ろ姿につながっている。 11月3日(祝・日)に「企画祭〜湯気ある時間〜」というお祭りを開催しました。あの時間のすべてを伝えることは難しいけれど、あの時間をすこしでも共有させてください。 あの日の6時間を、6分に。 撮影・編集は

座学から動学へ。2020年、「企画でメシを食っていく」は出港します。

スクリーンからこぶしがこっちに向かってきた。 ぶんなぐられたような気持ちになった。 映画「宮本から君へ」を観て、俳優の池松壮亮さんのことを思った。映画「君が君で君だ」のプロデュースをしていた僕は、2018年、池松さんと各地の映画館をまわっていた。 あの池松さんが1年後、このとんでもない映画の顔として、世界に挑んでいた。僕はじぶんの心の内を見つめていた。 僕も、僕は…僕はどうだ? 座ってちゃだめだ。 動け、動くんだ。 出港だ…! 最初は思いつきだったけど、そうだ