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標高3500m、一泊100円の最高の宿

自分のYouTube動画を観ていたら猛烈にヒマラヤを歩きたくなった。

ヒマラヤアンナプルナ一周の旅#10
↑観ていた動画

2022年10月、ネパールのアンナプルナサーキットというトレイルを17日間くらいかけて歩きながらひたすら写真を撮った。

トレイルの出発地点の村までバスで向かう

そのトレイルの中盤くらい、標高3500mの場所にマナンという村があって、高度順応と休息を兼ねてそこで2泊した。

その時に泊まったのがこの宿だ。

GHYALZEN Lodge & Restaurant

マナンは多くのトレッカーが訪れる村なので宿は沢山あった。トラッカーで賑わっているような宿もあったんだけど、僕が泊まったこの宿は僕が到着した時には誰も泊まっていなかった。

案内されたのは屋上に後から建てられたような、今にも崩れそうな『小屋』と呼んでいいような部屋だった。

しかし日当たりが良くて部屋から出るとすぐに雪を携えた山並みが見えてロケーションは最高だった。

食事をこの宿で注文する代わりに一泊100ルピーで泊まらせてもらった。

この宿に滞在しながらマナンの村を歩き回り、村の中にあるマナンゴンパというチベット仏教寺院に勤行を見に行ったり、少し離れた丘の上にあるチベット仏教寺院に行ってみたり、歩き疲れたらカフェに入ってアメリカーノを飲みながらチーズパンを食べたりした。

穏やかな時間だった。

標高が高くて冷えるけど暖かい時間だった。

僕はこの場所で英気を養った後、標高4900mのティリチョレイクという湖に向かったんだった。

もう2年以上も経ってしまった。まだこの宿はあるんだろうか?

もしまだあるなら、またアンナプルナサーキットを歩いてこの宿に泊まりたい。

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今後はこのnoteで写真集を作っていこうと思ってます。

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放浪太郎
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