入社1年を振り返って 町田幸太郎
Biz-Devの町田です。dotDに入社して1年が経ちました。この1年を振り返ってみます。
PROFILE
入社前と入社後のギャップ
大前提として、びっくりするくらいギャップがありませんでした。「新規事業開発に没頭したい!」という想いで入社してみましたが、入ったプロジェクトや自分で立ち上げたプロジェクト、どれも全部新規事業開発で、時間を忘れるように目の前の事業に向き合うことができました。
👇入社時の想いについてはこちら
あえてギャップを上げるとしたらということで3つあげてみます。
1つ目は、スピード感。入社して2ヵ月経ったときです。社内のメンバーと爬虫類向けD2C事業を構想しユーザーヒアリングを開始し始めたころ、まだ企画構想中で決裁も取っていなかったにもかかわらず、CEOの小野田が自分のFBでその事業の宣伝をしてくれたのです。その後1ヵ月後には売上が経ち、事業としてスタートするに至りました。やりたいことをすぐに形にできて、更に周囲の人たちも加速させてくれる…。規模もまだまだ小さいので小回りが効く組織であることは期待していましたが、怖くなるようなスピード感で、期待をさらに上回るギャップがありました。
2つ目は、骨太な事業開発もできるということ。dotDには人脈やスキルを豊富に兼ね備えた大人なビジネスパーソンがうじゃうじゃいます。いわゆるスタートアップ的アプローチを取ることもできますし、マネジメント層の人脈を活用して様々な仕掛けを作ることもできます。スタートアップ的な側面と大企業的な側面の双方を兼ね備え、総合格闘技的に事業作りを行うことができる集団です。自分が携わってきたものや他の人がトライしているものも含めて、こんな大きな文脈のど真ん中に入っていけるのかと日々驚いています。今も現在進行形で既存の産業構造にイノベーションを起こすような事業開発をいくつも行っています。こんな創業5年の企業は日本にほとんどないのではないかなと思います。
3つ目は、事業創出に対する会社全体としての意識の高さです。ビジネス側に立つメンバーだけではなく、コーポレート・エンジニア・デザイナー、みんな事業創出の難しさや苦しみを分かっているからこそ、事業創出に全力で向き合っていて、そして助けてくれます。爬虫類向けD2Cの立ち上げに際しては会計や財務周りでコーポレートのメンバーに助けてもらいましたし、僕がこんなアイデアはどうかなと投げかけるとエンジニアやデザイナーのメンバーはすぐに技術観点でのアドバイスをくれたりプロト作成で応じてくれたりします。
やってきたこと
やってきたことを時系列ででピックアップして書いてみます。
2022年7月~12月:大手製造業企業共創案件×2
ハードウェアとソフトウェアを織り交ぜた新規事業のビジネスモデル検討や顧客開拓を組み合わせた事業開発を担当しました。
2022年10月~2023年3月:爬虫類向けD2C
入社時1on1で意気投合したエンジニア社員と挑戦しました。売上を上げながらも、3ヵ月毎にフェーズを区切り仮説を立てて検証していくアプローチをとりました。結果的に「雑草の生産管理はそう簡単ではない」ということが分かり、事業は一旦ストップせざるを得なくなりましたが、正しく検証していくことができたと自負しています。
2023年1月~3月:大企業新規Webサービス
先方担当者の熱い想いの具現化に向けてご支援をさせて頂きました。企画構想のみのご支援でしたが、これからのプロダクトの成長を応援し続けています!
2023年4月:事業創出合宿.camp運営
年に2回開催している事業創出合宿.campの運営に携わりました。今後更に.campをブラッシュアップしていく予定です🔥
2023年4月~:新規事業管理SaaS-dotHatch-CS
数多くの事業創造に携わってきたdotDのノウハウが詰め込まれた新規事業管理SaaSがスタートしました。CS(Customer Success)としてPoC設計やKPI策定支援、SaaSのご利用サポートなどを担当しています。
この1年間、あまり後ろを見ることはありませんでしたが、振り返ってみると非常に濃密な1年間を過ごしてきた….?のかもしれません。でもまだまだです。
今後の目標
dotDでは、10年以上前から情熱を燃やし続け僕より3周くらい先を走っている人、今まさに火を燃やして自分の事業に没頭している人、僕とは全然違うバックグラウンドやケイパビリティを持っている人など、いろんな人がいます。そんな多種多様な人たちと議論を重ねていて改めて思うのは、事業作りにはいろんなパターンがあるんだろうなということです。一定の法則や守らなければならないことはあるものの十人十色だと思います。
僕は今はあえて自分のやり方はこれと決めつけずにオープンな気持ちでいろんな人や事業と向き合って吸収していきたいと思っています。ですが悠長に構えているつもりはなく、大きくても小さくても良いので期待リターンをしっかり超えて継続されていく事業を生み出したいと思っています。そして入社当初からの目標であった自分が人生をかけて情熱を燃やせるものを見つける旅を継続していきます。
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