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私の文章なんて、ろくでもない。

はじめまして、こたろうです。

『私の文章なんて、ろくでもない。』常日頃、そう思ってます。

 何を書くにも辛辣で、『歯に衣着せぬ』とはありますが装飾させなさすぎて、たまに振り返ってみても、自分で驚く。私が『こたろうさん』として出始めた頃には”妖艶な傍若無人”と、謳われたものでした。(なぜだろう)

馬鹿にしてるつもりは何ひとつなく、単純にそう思ったことを口にしても、傷つけてしまうことが多いそうで、よく「馬鹿にした」とか言われることがあるので、あまり人前で思ったことをそのまま言葉で発することも近頃はなくなってきました。

理解してもらおう、という気がないからです。

の、わりにはぐっと確信を突かれた質問をされた際に本音を言いたくない場合(言ったらもめそうな場合)どうやら、かわすのが上手いらしく「逃げるのがうまい」と言われるようになったのも、ここ数年です。

“人狼”というゲームがあるのですが、初めて人と一緒にしたら「うますぎて、わからなかった。」と言われました。自分を保ったまま、自分ではないもののふりをするのは得意なようです。

“なら、何故書くのか。”

それはそこにしかない、自分の中から出るある種の納得性のために。もう今はない過去の自分のために。私はいつも私であったことを忘れるのです。

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日々走馬灯のように変わりゆく、私の外の風景に私自身が追いつかなく、自身が壊れそうになるからです。

『こたろう』なんて、一瞬性別もわからない不確かな名前を自分につけて、もう10年になりそうです。

本当に”もうちょっとマシな名前をつければよかった”。

そう思わない日はありません。


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どれだけ隠れても、人にみつかる。

ならば、私が何者であるのか。

ここに、こうしてその手がかりを書き残すことができればと思います。

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