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一陸技⑩ ~工学B:アンテナ~

こんばんは。
Kotaroです。

本日も工学Bに関する内容を執筆していきます。

工学Bはどの分野も内容がボリューミーで大変ですが、今回は工学Bの象徴的ともいえるアンテナ分野についてです。

世の中には様々なアンテナがありますが、それらの仕組みを学んでいきます。

MFアンテナ、HFアンテナ、VHF・UHFアンテナ、立体構造アンテナ、反射鏡形アンテナと5種類に大別されます。
その中でも様々なアンテナがあるのでかなり多様なアンテナがあることが勉強すると分かります。

具体例が多いので前回の理論と異なり暗記が多いものの、具体的な話が多めなので比較的楽しく勉強できるかなと思います。

僕も工学Bで一番好きです。笑

それでは、ここでポイントに移ります。

①電波の動きを予測する

とにかく暗記が多いアンテナ分野です。
無味乾燥な暗記だと勉強していて苦痛ですので、各アンテナの仕組みを学ぶ時にこの電波はこのアンテナを介してどのように動くのか考えながら学ぶと頭に定着しやすいです。

パラボラアンテナとかは結構分かりやすいと思います。
外から飛んできた電波が反射鏡に当たってどのように動くのか、他の電波が干渉した時どのようなことが起こるのか・・・

想像だけでなく、実際に電波の動きを図示しながら考えるとより記憶に定着しやすくなります。

テキストにはいずれもアンテナの図が載っているので、その図を使いながら電波の動きを図示すると把握しやすいです。

②物理量を暗記する

ダイポール系を始めとして電界強度や波長、利得を計算させる問題が出ます。

いずれも計算式の形が似ていて覚えにくいです。
アンテナ理論と同様、理屈で考えるより暗記した方が速いパターンが多いので、取り敢えず頭に入れる努力をしましょう。

効率よく暗記するには演習問題を繰り返し解くことです。

僕は計算式を覚える際、以下のように実践してます。

①計算式を見ながらまずは問題を解く。
②解いた問題を時間をおかずにもう一度解く。(解いた直後が理想です。)
③新しい紙に取り換えてもう一度解く。
④答えを自力で導けるまで③を繰り返す。
⑤1週間後にもう一度解いてみる。(3日とかでもいいです)
⑥自力で解けない場合は③を繰り返す。
⑦テキスト周回時に再度トライする(解けなかったら③を実行)

このやり方で10回ぐらい同じ問題に向き合えば暗記できるかなと思います。
記述しているときは必ず物理量を意識しながら解くことを忘れずに!!

③ネットの力を使う

各アンテナについてテキストの情報だけでは十分でない場合はネットの力を借りましょう。
テキストよりも分かりやすく、詳しい説明がたくさん転がってます。
また実物の画像や動画が転がっているので是非参考にしましょう。
英語ができる方は情報量が格段に多くなるので英語で検索してみましょう。

いくつかのアンテナの英語表記を列挙しておくのでコピペして検索してみてください!

・ダイポールアンテナ      dipole antenna
・モノポールアンテナ      monopole antenna
逆V型アンテナ         inverted vee antenna
・折り返しダイポールアンテナ folded dipole antenna
・対数周期アンテナ      log-periodic antenna
・八木アンテナ        Yagi-Uda Antenna
逆L型アンテナ         Inverted-L Antenna
・ブラウンアンテナ        groundplane antenna
・スリーブアンテナ        sleeve antenna
・双ループアンテナ        twin loop antenna
・バイコニカルアンテナ      biconical antenna
・ディスコーンアンテナ      discone antenna
・パラボラアンテナ        parabolic antenna
・グレゴリアンアンテナ           Gregorian antenna

ある意味無線工学の根幹となる分野だと思いますのでじっくり時間をかけて学んでいきましょう!!

次回も引き続き工学Bに関することを書いていきます!!

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