スプラトゥーンで気づいたかもしれないチームや組織が壊れる目標
はじめに
「あーまたマップも開かずずっと闘ってるー」とか「またインクなくなってるー」とか気がついてるのに何度も繰り返す自分の悪いクセ。
「うわー勝てなかったー」から始まる「ブキ変えてみるかー」とか「立ち回り変えてみるかー」という改善案。
それらがポジティブなときもあればネガティブなときもあるなと改めて実感したのでメモっておく。
「もっとチャレンジする」って目標は危険
結論から言うと「もっとチャレンジする」って目標は危ないなーと感じている。
なぜなら、チャレンジというのは 「手段」であって「目的」ではないから。
自分たちが解決しなきゃ駄目な問題が把握できていれば、「もっとチャレンジする」という抽象的な目標ではなくて、「○○を△△する」という具体的な目標になるから。
スプラトゥーンでの「もっとチャレンジする」
オーイェーはFPSやTPSの経験がほぼなかったので、スプラトゥーンで連敗が続いた後は「もしかしてこのブキが自分の立ち回りとあってないんじゃない?もっといいブキがあるかもしれない」と思ってブキをコロコロ変更してきた。
結果「現時点で実装されてるすべてのブキを触ったけど結局ウデマエ停滞している」という駄目なプレイヤーが爆誕した。
また「マップも開かずずっと闘ってる」ってのは、ずーっと前から気づいている自分の悪い癖だが、ちょいちょい「マップを開くことを意識する」を思い出すようにしてるがなおらない。
↑のように、「なんか色々やってみる」「意識して試合をしてみる」というのが「もっとチャレンジする」のイメージ。
スプラトゥーンで「もっとチャレンジする」を辞めた話
「もっとチャレンジする」で効果がでなかったので自分の行動を振り返った結果、「あー自分がやってたのってただ試行回数を増やすだけだった!」や「てことは改善方法も考えずにただ闇雲にポイント溶かしてた!」だったと気づいた。
つまり
❌ 勝てないからブキ変えよう
⭕ 今持っているブキは自分や環境と合っていない。なぜなら○○だから。そのためそれを解決できるブキを探そう
であったり
❌ マップを開く意識をしよう
⭕ マップを開いたかどうか試合後に振り返って数値をメモしよう
といったように、より具体的な目標にしたほうが結果につながるんだろうなと考えて実践しだした。
まとめ
そんな感じ。
「まだ結果が出てない話をしてごめんなさい。」という気持ちでいっぱいではありつつ、自分のなかではスッと腑に落ちてきたので忘れる前にここにメモしておく。
おまけ
主語が大きくなるので、おまけ程度にメモっておく。
組織やチームが「もっとチャレンジする」という目標を掲げた場合、「現状の問題を言語化できていない」「過去の成功の原因を分析できていない」「過去の幸運を再現しようとして二匹目のドジョウを追っている」といったような問題を「努力と根性と幸運」で解決しようとしている、「戦略や戦術ではなくて希望や祈り」なんじゃないかなーと思った。
もしかしたら、自分たちの目指すところが何であるかという大きな目標を共有した上で、その目標と現在位置の差分を分析し、具体的な小さな目標に落とし込むというプロセスの方が良いんじゃないかなーと思った。