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パパッと見るブックレビュー『アウトプット思考/内田和成』

はじめに

 このnoteは『アウトプット思考』という本の『パパッと見るブックレビュー』です。

パパッと見るブックレビューのコンセプト

 レビューをパパッと見た方が、紹介した本が今の自分の課題にマッチしているかどうか、欲しているものかどうかをパパッと判断できることをコンセプトとしています。

それではブックレビュースタートです!

ブックレビュー

本の紹介・読んだ目的など

【タイトル】アウトプット思考
【著者(敬称略)】内田和成
【発行日】2023/6/15
【発行所】PHP研究所
[読んだ目的]
 アウトプットが何で良いのかを理解する。良いところを生活に取り入れる
[何でこの本を知ったか]
 Audibleで知った
ブクログでつけた★の数]
 ★★★★★

この本はこんな人にオススメ

  • この情報社会の中で効率良く情報を得て成果を上げたい人

  • どうやって情報を得たら良いか分からない人

  • アウトプットという言葉に興味がある人

著者:内田和成さんって?

※本書著者紹介より抜粋要約

  • 早稲田大学名誉教授

  • ボストンコンサルティンググループ(BCG)で2000-2004年まで日本代表だった方

  • 2006年の「世界の有力コンサルタントTOP25」に選出された方

  • 他著書:仮説思考、右脳思考、論点思考など。

私が感じたこの本のメッセージ

「 自分のアウトプットを認識して情報に触れ集め、差別化をして成果を出そう 」

読後にブクログに投稿した感想

勉強になりました。

【要旨】
仕事で成果を出すには差別化が必要。情報が手に入れやすくなった時代、インプットから入っていると自分が必要とする情報に辿り着かなかったりと効率が悪い。よってアウトプット(目的、仕事の成果。アウトカムと言っても良いかも。)をまず考え、そちらに則した最低限の情報を得て最大の効果を出す、これが内田さんが提唱されている情報術。

【アウトプットからの情報取得の軸3点】
①情報の目的を意識:意思決定、アイディア出し、コミュニケーション、どのために必要な情報なのか?

②自分の立場を意識:自分の立場で必要な情報は何か?

③期待役割を意識:人から期待されている役割は何かを意識

上記軸を意識して情報を取得する。


【その他印象に残ったところ】
・頭の20の引き出し:興味がある分野を引き出しとして意識してそこに情報を出し入れするイメージで情報を活用。脳科学的だなと思った。実際、プラスチックのファイルでもそれをやられていると書いてあったが私には向かなそう。メールで保存してタグで管理だったらできそうなのでチャレンジしてみようかと思った。

・気楽に、気軽に:きっちりかっちり情報を管理しようとすると疲れる。無理して覚えようとしても同じ。興味の赴くままに、自分の脳を信じて引き出しに入れておくスタンスが良いと思ったし、これなら実際にできると思った。

・仮説思考の重要性:仮説思考から入ると良いとのこと。具体的に知りたいと思ったので内田さんの別本「仮説思考」を読んでみる。

小谷田ブクログ

私が理解したこの本のポイント

自分のアウトプット(目的、成果)とは何か?をしっかり認識するところがポイントだと思いました。

その為の情報取得のポイントが3つ。情報収集の目的、自分の立場、相手からの期待値。アウトプット×情報収集の目的×自分の立場×相手からの期待値、この掛け算で方向性が決まってくると思います。

キーワードは「自分のアウトプットは何か?」だと思います。

ポイント深堀り

 認識するは大事なことです。認識すると脳に刻み込まれるということを本書では「レ点を打つ」と言っています。例え刻み込まれなくても気づく可能性を上げると思います。脳にレ点を打つ=脳の意識を揺さぶる、刺激を与える行為は将来の自分のための投資的行為です。無駄かもしれませんが得るものも多くある可能性があります。早速実践しています。そうして続けていくと無意識のうちに行動に出てくる、そういうことだと思います。

チャプター紹介

第1章 「インプット」では差がつかない時代
第2章 「アウトプット」から始める情報術―最速で成果にたどり着くために
第3章 自分の「立ち位置」を意識することが、差別化の第一歩
第4章 知的生産の秘蔵のノウハウ「20の引き出し」
第5章 最もラクな差別化戦略「デジタルとアナログの使い分け」
第6章 私の情報源1 コンサルタントが最も重視する「現場情報」の集め方
第7章 私の情報源2 新聞・雑誌、本、テレビ、ネット…各種メディアとのつきあい方

紀伊国屋書店

私の読後行動

  • 「私のアウトプット(目的)は何か?」の問いを持つ

  • 情報収集のポイント3つを意識

  • 頭の20の引き出しを使う

その他メモ・感謝

内田先生ありがとうございました!

おわりに

 いかがでしたでしょうか。パパッと自分の課題にマッチしているか・欲しているものかどうか判断できましたでしょうか。

 以上、パパッと見るブックレビュー『アウトプット思考』でした!

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