2022年最近の読書法&『俯瞰読み』に関して
はじめに
おはようございます!昨日最大級のどか食いをして体重がガツンと増えた小谷田です。
今日は『最近の読書法&俯瞰読み』に関してお話したいと思います。
『俯瞰読み』って何?
私が名付けた読み方ですw 本をその名の通り俯瞰して読むという方法です。
私の読書法のベース
私の読書方法2021 でご紹介した内容に加え、そこから樺沢先生の読書法 も根底にあります。これらをミックスした感じで今は読んでいます。
最近の読書法&俯瞰読みのご紹介
それでは最近の読書法&俯瞰読みについてご紹介します。
1. 予測読みでイメージを持つ
2. 発刊日、著者を見る
3. はじめに、おわりに、でこの本のメッセージを知る
4. 目次を見てキーワードを拾う、興味あるところに目星をつける
5. 本全体をパラパラ見てキーワードを拾う、興味あるところに目星をつける
6. 質疑を書く
7. 俯瞰読みで全体を俯瞰して理解する
8. 要約読みで本のポイントを書く
1.予測読み
金川さんの読書法で紹介されている方法です。表紙や裏表紙を見て、「どんなことが書いてあるのかな?」と想像します。
2. 発刊日・著者を見る
いつの時代に書かれて、どのような人が書いたのを想像します。理解がより深まる気がしています。
3. はじめに、おわりに、でこの本のメッセージを知る
この本は何を伝えたい本なのか?を想像して書きます。
4. 目次を見てキーワードを拾う、興味あるところに目星をつける
気になるキーワードをノートに書き、興味あるところに目星をつけます。
5. 本全体をパラパラ見てキーワードを拾う、興味あるところに目星をつける
本を最初からパラパラめくって同様にキーワードを拾い、興味あるところに目星をつけます。この段階では読みません。見るという感じです。5分もかからないという感じで進めて行きます。
6. 質疑を書く
ここまでの過程で気になったことをノートに書いておきます。逆に言うと質問疑問を見つける目線でこれまでの過程を過ごす、ということですね。
7. 俯瞰読みで全体を俯瞰して理解する
ここからが本題です。目次を見て、またもしその本に章のまとめがあれば、そちらを先に見て、ここは何をテーマにして、何を言っているところかを『抽象化』して読みます。
抽象化とは前田裕二さんがおっしゃていて知った言葉です。ある事象に対して「それってつまりこうだよね?」と自分なりの言葉でその事象の本質的部分を抽出して説明するというものです。
【例】
Aさんに笑顔で挨拶されたら気分がとても良くなった。
↓ 抽象化
笑顔は人を幸せにする、ということである。
話を戻します。ここは何をテーマにしているところで、抽象化すると〇〇と言っているところだなという頭で常に読んでいきます。
そうして最後まで読みます。
興味あるところは深く読み
興味ないところはさっと読みます
読み飛ばしは『しません』
どうして読み飛ばしをしないのか?
読み飛ばすと本全体の流れが理解できないからです。樺沢先生の読んだら忘れない読書術に「本は人と議論できるまで理解して初めて読んだと言える」といったことが書いてあります。先生はそちらを『深読(しんどく)』とおっしゃっています。
人と議論できるまでとなると『本全体を把握』していないとできません。ということで読み飛ばしを辞めました。ただし、正確には『何を言っているか理解していない状態で読み飛ばすことを辞めた』という感じです。
例えば、専門的技術が書いてあるところで、自分にとって必要ないところであれば、「これは〇〇の技術について書いてあるところだな」と大枠だけ理解して細かいところまでは読まない、という感じです。
逆にここは深く理解したいというところは時間をかけて読みます。その時も『俯瞰読み』の意識は忘れません。文字をずーーーっと追うのではなく、あくまでも『何のテーマか、何を言っているか?を抽象化して考えつつ』読みます。
ノートに書く、線を引く
大事だと思ったところはノートに書きつつ、本に線を引きつつ読みます。ノートは最近A4のノートを使っています。
ノートに書く時に『第◯章 タイトル』と章とタイトルを書いて、その章のことだと分かるようにしてメモをしています。後から見た時に「これってどこの部分だっけ?」をなくすためです。ここでも俯瞰思考が入っています。
要は『俯瞰をしないで細部だけに意識を向けると、結局テーマや抽象化すると何と言っているかの部分がわからなくなり、全体がつかめず本を議論する所まで理解できない』ということです。そこに最近気がついた、というわけです。
試したい色の使い方
最近試そうとしているのが下記の方法です。
緑 → 自分の考えを書く
青 → 第一印象で大事だと思ったところにマーク
赤 → 後で改めて考えて大事だと思ったところにマーク
青と赤は、前は前田裕二さんにならって、
青 → 一般的に大事と言われているところ
赤 → めっちゃ大事なところ
の感じで使っていたのですが、最初に「これめっちゃ大事じゃん!」と思って赤で線を引いても、後から考えると意外とそうでもなかったということが結構あったのです。
ここも俯瞰の考え方で、最初に大事と思ったところは青、後で改めて大事と思ったところは赤、をつけると赤を追っていくとその本の大事なところがわかり、より理解が深まると思っています。
これはメモへの色付けでも同じだと思います。キーワードやメモに対し最初大事だと思ったところは青、後でも大事だと思ったところは赤、でつければ赤を追っていけば全体がつかみやすくなるはずです。
この方法は最近思いついた方法でまだ試せていないのでこれから試してみたいと思います。
8. 要約読みで本のポイントを書く
最後に、読んだ本のポイントを3~5点ほどでまとめます。これも金川さんの本で紹介されている方法で『要約読み』と言います。
目次やノート、本を見返してポイントを考えていきます。これまではメモや目次のみを見返して、ポイントを考えていましたが、色の考えを足すと、この時に改めて俯瞰の視点を持って、大事だと思ったところは赤をつけると良いと思います。この赤をつなぎ合わせたりまとめると要約になるはずです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?最近の読書法&俯瞰読みに関してお話してみました。俯瞰読みはここ最近中のヒット概念だと思っています。これからも俯瞰読みをしてバリバリ読書を進めていきたいです。
参考になれば幸いです!
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