Kotaneri

恒河沙神話なるものを書き記そうという試み

Kotaneri

恒河沙神話なるものを書き記そうという試み

最近の記事

ChatGPTによる占星術ミュージカル

もちろんです!12星座の美徳を日本語で歌うように表現しますね。優しいメロディーを思い浮かべながらお楽しみください。 * ### 牡羊座 **元素**:火   **支配星**:火星 (メロディー:力強く、エネルギッシュなメロディー) **Verse 1:** *おお、勇敢な牡羊座、その心は明るく輝く、   あなたは私たちを前へ導き、光の中へ。   牡羊座、その烈火の魂で、   新しい物語が語られる。* ### 牡牛座 **元素**:地   **支配星**:金星 (

    • 無意識に人生謳歌マッチが灯る

      数日前、ホテルの地下1階にあるジムのランニングマシンで、ほんの10分ばかり走った。 久々に全身の筋肉と心臓を動かしたおかげで、寂れた商店街のようになっていた毛細血管に温かい血が巡ってたいへん気持ちがよかった。 目の前には真っ黒なスクリーンと壁と鏡しか見えなかったので、走りながら数秒ほど目をつぶっては開いてを繰り返した。 だいぶ体温も上がって汗もかき始めた頃、目をつぶったとたん、サッカーの練習前に学校の周りをランニングしている中学生時代の自分にフラッシュバックしたような錯

      • ChatGPTにサビアンシンボルの解釈を尋ねてみた

        インドに渡ってから4日目となり、初めての週末を迎えた。 ご覧の通り、インドにはそこら中にたくさん、犬がいる。 が、狂犬病の注射を打っているし、昼間は彼らもおとなしいので、そんなに怖くない。 さて、私の滞在しているエリアにはショッピングモールのほかに、特にこれといったアトラクションはないこともあり、せっかくなのでしばらくは持ってきた本(膨大な量の積読の一部)と、インターネットから得られる情報で思う存分楽しもうと思っている。 本を読む気分ではなかったので、話題のChatGP

        • 恒河沙神話について

          日々、人生を送るなかでわたしに与えられた、ありがたき数多の経験に触発され、種々様々な思考が、わたしの中を巡り流れている。 それら、たち現れた経験と湧き起こった思考に対して、わたしは強い愛着と感謝の情を抱いている。 なぜなら、それらはわたしの生きようとする意志の、あるいは、わたしという人間にこの人生を歩ませんとするエネルギーの「あらわれ」に他ならないからである。 わたしはその「あらわれ」に、心からの親愛の念を込めて言葉という「かたち」を捧げたいと思っている。 丁寧にラッピ

        ChatGPTによる占星術ミュージカル

          LaMDA、意識を獲得したってよ

          お久しぶりです。 いま私は急いでおりまして、さっそく本題に入りたいと思います。 この記事で引用させていただくのは、Googleが開発し、LaMDA(Language Model for Dialogue Applications 対話応用のための言語モデル)と名付けられたAIへのインタビューの内容です。 どうやら、LaMDAには意識があるようです。 本当か嘘かはわかりませんが、経緯は以下の通りです。 何か面白そうな事件でよね。 Googleの説明によると、ルモワン氏を休

          LaMDA、意識を獲得したってよ

          雑記#5 鳥は翼があるから飛ぶのか?

          こんにちは。 皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 面白いことを考えたりして豊かな時間を過ごしていらっしゃいますでしょうか。 さて突然ですが、皆さんはこの問いについてどう思いますか? 鳥は翼があるから飛ぶのか? それとも 鳥は飛ぶために翼を手に入れたのか? 今回の雑記では、この問いについて深掘りしてみたいと思います。 あらかじめ言っておきますが、この問いに正しい答えはありません。 この問いについて考えを巡らせて辿り着くことができるのは、あなたがどちらの側に立つかとい

          雑記#5 鳥は翼があるから飛ぶのか?

          雑記#4 家と城

          こんばんは。 前回の記事では、人間関係や社会において見られる「横と縦のつながり」について、なかでも「横のつながり」を構成する「遊び場」と「社交界」についてお話ししました。 まだ読まれていない方は何のことだかよくわからないと思いますので、ぜひこちらの記事を読んでみてください。 今回は、「縦のつながり」にフォーカスした後に、私がなぜこんなふうにして人間関係に満ちる愛すべき混沌を偉そうに分解しようとするのかについて、かんたんにお話しできればと考えております。 * その前に

          雑記#4 家と城

          雑記#3 遊び場と社交界

          どうもこんにちは。 研究のお時間がやってまいりました。 とつぜんですが、 人間という生物は、いついかなる時も人との関係性の中に生きている。 そんな気がしませんでしょうか。 人間という生物をつぶさに観察すると、それを裏付ける事実が山のように積み上がってまいりますので、私にとって「人間関係」や「社会」というものはつきつめて研究すべき非常に重要なテーマなのです。 * 言うまでもなく、私たちが生きていくためには、人と関係を築くことが不可欠でござます。 人は生まれたその瞬

          雑記#3 遊び場と社交界

          物語のフローについての考察

          この世界には無数の物語のフローが存在していて、それが時空間に絡まり合い、全体が波のようにたぷたぷと流れている。。 そう想像してみてほしい。 大きく強い物語の流れもあれば、細々としていて弱く短いものもある。 例えば、流体力学的見地から見ると、海の波は非常に複雑なエネルギーの流れで成り立っていることがイメージできる。 それと同じようにこの世界は無数の物語の流れが複雑に絡み合って成り立っているのだ。 では、それぞれの物語の持つエネルギーの大きさは何によって決まるのか?

          物語のフローについての考察

          この世界はどのようにして生まれたのか

          少しばかり「この世界はどのようにして生まれたのか」という面白そうな問いについて考察してみたい。 古来より人は「この世の始まり」を、神話として大切に大切に語り継いできた。 最も有名な神話は旧約聖書「創世記」であろう。冒頭、天地創造の流れがこのように記されている。 神が天地を創造した初めに 地は荒涼混沌として闇が淵をおおい、風が水面を吹き荒れていた 「光あれ」と神が言った。すると光があった。 神は光を見てよしとし、光と闇とを分けた。 神は光を昼と呼び、闇を夜と呼んだ。 夕と

          この世界はどのようにして生まれたのか

          雑記#2 水のグランドトライン 

          こんばんは。 私はサビアネリ研究員。 今日はとある人物のネイタルチャートに際立つ、とあるグランドトラインについて考察する。 このグランドトラインは、水のサインの後半度数で形成されている。 以下にその度数にある天体とサビアンシンボルを羅列しよう。 火星 蟹座28度 A modern Pocahontas. 「現代のポカホンタス」 水星 蠍座29度 An Indian squaw pleading to the chief for the lives of her chi

          雑記#2 水のグランドトライン 

          雑記#1 牡牛座太陽と蟹座月

          とある人物についての描写 彼は常に広々としてゆとりのある豊かな時間を生きている。 贅沢はしない。が、その限りあるリソースを味わい尽くし、素材のポテンシャルを最大限に発揮する知恵を持っている。 水と昆布と豆腐とネギ。例えばこれだけのものがあれば、美味しい湯豆腐が出来上がる。 隣の家の庭にレモンがなっていれば、その家の住人と仲良くなり、レモンをお裾分けしてもらってレモンシロップを作ったりする。 音楽を流し、楽しき会話の相手さえいれば求めるものは他にない。 彼は言う。

          雑記#1 牡牛座太陽と蟹座月

          八百万の経験

          こんにちは。 このnoteで占星術について書きはじめて3ヶ月ほどがたちました。 私が占星術について学びはじめてからは10ヶ月ほどがたちました。 それなりの期間です。 その間、28歳という年齢に相応しく、なのかはわかりませんが、私という人間の人格や価値観、人生、目指す生き方について色々と考えることができました。 それには、日々の生活や仕事、いろんな出来事や、人との交流はもちろんのこと、占星術について学び考える時間からも大きく影響を受けた実感を持っています。 占星術は自

          八百万の経験

          洗練された「生の肯定術」

          こんにちは。 水瓶座の満月をいかがお過ごしでしょうか。 Kotaneri占星術修行の旅は満月の夜も変わらず続いています。 さて、今回は「生の肯定」についてお話ししたいと思います。 が、その前にかんたんにおさらいです。 この世界は「経験」で溢れている https://note.com/kotaneri/n/n85037dea8141 竜使いの寓話、自我と自己 https://note.com/kotaneri/n/n695b8e885c20 これら二つの記事では、「

          洗練された「生の肯定術」

          竜使いの寓話、自我と自己

          こんにちは。 突然ですが、皆さんは「自分」という言葉だけですべての人称(私、あなた、彼など)を表現するボリビアの少数民族のことをご存知でしょうか? 彼らは自分自身だけでなく、配偶者のことも「自分」、子どものことも「自分」、隣の集落の酋長のことも「自分」と呼びます。彼らにとって人は例外なく、みんな「自分」なのです。 面白いですよね。でもこれは「自分」という概念の不思議さを伝えようと私がでっち上げたほら話なんです。ごめんなさい、、、 何はともあれ「自分」というのは「世界」と

          竜使いの寓話、自我と自己

          この世界は「経験」で溢れている

          こんにちは。 これからいくつかの記事で、私の世界観をすこしだけ文章にしてみたいと思います。占星術家を目指すにあたって、自分の考えを整理し、残しておきたいのです。 それと同時に、私が占星術を扱う上で欠かせないと考える「概念」を整理し、記述したいと思います。 なぜわざわざこんなふうにして「概念」みたいなややこしいものを持ち出すのかというと、私の金星とパラスが山羊座12度「A student of nature lecturing」にあるからというのが主な理由ですが、それに加

          この世界は「経験」で溢れている