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大企業に勤めるか、中小企業に勤めるか (part.3 大企業の罠)

きょうはしとしと雨が降っていますが、
雨のにおいは嫌いじゃありません。
心が洗われる感じがします。

さて、今日のレシピです

「大企業に勤めるメリット」への論破

の1本だけです。

part.1で「大企業に勤めるメリット」をお伝えしましたが、
自分の記事に反論していきたいと思います

part.1で申し上げたメリットは以下の通りです。
(1)経営基盤が安定している
(2)ネームバリュー(ブランド)がある
(3)年収が高い

では、それぞれに反論していきましょう


(1)経営基盤が安定している
 大企業になれば、本当に経営基盤が安定しているのでしょうか。
 かつては勢いのあった企業がどんどん衰退していっています。
 例えば、入社できたら一生安泰と言われていた「テレビ業界」も、今やネット配信に追いやられていますし、手堅いイメージの「銀行」も、今では人が必要なくなる業界としてトップに挙げられています。
 この状況を10年前には想像できていたでしょうか。
 この質問に対しては「YES」と言えるかもしれません。
 では、想像できていた人がいたとしても、就職活動をする学生さんたちがこの状況を的確に認識することができていたでしょうか。
 答えは「NO」です。
 なぜならば、情報規制をしているからです。就職活動をするときには、説明会や企業HP、就職サイト等で進めていきますよね。そのときに、自分の会社を「これから衰退していく企業ですが、どうか入ってください!」とは言いません。
「この業界は衰退と言われていますが、実はそんなことはありません。なぜなら・・・」という説明を言葉巧みに使い、惑わしてきます。
 では、この「経営基盤が安定している」ということに対しての反論はこうです。
「企業としての『安定』ではなく、『個人』として安定せよ」ということです。
 皆さんが就職しようとしている業界、ましてやその企業がこの激動の時代の中、今後どのように変化していくか、ということが正確に判断することは経済評論家をもってしても無理です。
なので、「個」として安定するために「変化に対応できる人」になってください
一例としては、資格を取るもよし、手に職をつけるもよし、企業の中でのスキルを高めるもよし。
 どのような状況においても、安心できるだけのスキルを身に着けてください。逆説的ですが、今の日本の会社は「外の世界でやっていけるから、いつでも辞めてやる」という考えの人ほど重宝され、しがみついている人は淘汰されます。

(2)ネームバリュー(ブランド)がある
はっきり言います「見栄と自分の人生のどっちを取りますか?」ということです。
就職活動をしていると 
「周りの人に『すごい』と言われる企業につきたい」とか、
「いい企業に入って認められたい」っていう気持ちになります。
すっっっごいわかります。
が、
学生生活の友達への見栄が今後の人生の邪魔をする場合があります。
私は見栄と虚栄心で生きていましたので、ブラック企業とわかっていながらも、名が通っている企業への就職活動に価値を見出していました。
しかし今考えてみると、そんな見栄に自分の生活を脅かされるなんて、もっての他でした。ネームバリューのある会社に勤めて、ブラック企業だったとして、間違った価値観で固定されてしまい、転職活動すら行えなくなったり、精神的に病んでしまう、という例を何度も見てきました。
大事なことなので、もう一度言います。
「見栄と自分の人生のどっちを取りますか?」
しっかりと考えてください。
社会に出たら、学生時代の友達と付き合うより、会社の人と顔を合わせるほうがよっぽど多いので、見栄をはらなくても大丈夫ですよ( ^^) _旦~~

(3)福利厚生が充実している
 これは、中小企業でも福利厚生が充実しているところはたくさんあります。
 「大企業だから」ではなく、「そのトップの方針がどうか」によって福利厚生は大きく変わってきます。
 大企業でも、残業代を支給しないように、変形労働時間制という制度をとっているところなんていっぱいあります。
 企業独自の年金について、オススメするのは「自分で投資せよ」です。
 何も「デイトレーダーのようなことをやるのがいい」と言っているわけではありません。投資有価証券やつみたてNISAを行ってもいいと思います。
 お金の話についてはyoutubeの「リベラルアーツ大学」を参考にすると、すっごい勉強になりますよ!

さて、part.3では「大企業の罠」について述べていきました。
「明日は、いったいどうしたらいいの?」
ということについて、詳しく解説していきます!

長くなりましたが、読んでいただき、ありがとうございました。
質問などあればメッセージください!
少しでお力になれるように一生懸命回答します!

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