Photo by 4hintaro 環境ビジネス考 / 森創る民のささやき MISHIMA Kota 2022年12月1日 15:43 「森を創る民のささやき」ブログでの記事(2010年4月7日)とその追記記事です。#112 環境ビジネス考環境ビジネスは、領域は非常に広いです。・技術などのハード分野・現状のツバルの森が行っているようなソフト分野それが混在しています。ハード分野は今後のニーズがあり、間違いなく伸びていきますが、ソフト分野は、従来のCSR、社会貢献といった形ではなく、どのようにニーズを顕在化させていくかが、これからの課題だと考えています。排出権ビジネスは、ソフト・ハード両方の性質を持っており、ハード分野として、改善プロジェクト等を通じてクレジットを組成し、ソフト分野として、クレジットを購入者(資金提供者)をつなげる形です。ただ、現状、ソフト的側面が弱い状況では、成功している排出権ビジネスは、なかなかないのが現状かと思います。ソフト分野でのニーズ喚起の方向性として、「コーズ・マーケティング」というものがあります。これは、ツバルの森で、いろいろな事例を作ってきました。また、排出権を普及させる一つのポイントとして、オフセット付き商品、個人向けオフセットの手段は日本にもありますが、現状、それらはなかなか浸透していないという現状を踏まえた上で、どのような方法が浸透する可能性があるのか、という点があります。------------------------------------------------------------上は、とある採用応募者でやりとりした内容の一部です。環境ビジネス、特に排出権の今後はどうなんだろう?という問いに対する答え的なものです。「環境」を、ビジネスとして成り立たせるためには、今までの「環境」のあり方をもう一度見直す必要がありますが、ツバルの森で生まれている、いろいろな実績を見ていると、それは実現できると感じています。森を創る民のささやき April 7 2010上の記事を書いてから、約10年。その当時から、あまり情勢は変わっていないですね。日本の環境ビジネス、どうなる? ダウンロード copy ここから先は 0字 記事50本以上を収録し、おトクに読めるようにいたしました。 森を創る民のささやき 500円 2008年に設立したツバルの森時代のブログ「森を創る民のささやき」に、後日談を追加し再編集したマガジンです。この購読料の収益は、世の中の環… 購入手続きへ ログイン #環境 #環境ビジネス #排出権