行政書士開業1か月目(初めて仕事が舞い込んだ!?)
こんばんは。卒サラ即独行政書士のこたみママです。
前回の記事では,開業1か月の営業活動について書いていきました。
今回は,開業1か月の間にあった出来事や初めて仕事が舞い込んだ時のことについて書いていきます!
1 電話も鳴らない,チャイムも鳴らないの日々
意気揚々と開業したのも束の間。
電話はおろか,メールも事務所のチャイムももちろん鳴りません。
あれだけ挨拶回りもしたのに…。
ただ,嘆いていても始まりません。
ラクスルでチラシを依頼し,近隣の個人のチラシ配布業者さんを探して配ってもらったり色々しました。
なせ個人の配布業者さんかというと,もちろん安いからです。
ラクスルでそのまま配布までやってもらうこともできますが,圧倒的に単価が違います。
個人の配布業者で30日間で配布だと,2000部でも6000円切る価格でできちゃいます。
戸建てを選んで自身で配る方もいらっしゃいますが,この暑い中さすがにそれは非効率なため,やむを得ないコストだと思っています。
2 遺言の証人にならないかとのお誘い
そんな日々の中,あるとき電話が鳴りました。
鳴る時点ではビビるのですが,同業の行政書士からで拍子抜け。
公正証書遺言の立会証人になってくれないかとの連絡でした。
遺言を公正証書でつくるには,2人の証人が必要です。
うち1人は電話をくれた担当行政書士で,そのもう一人になってくれないかと頼まれました。
日当は6000円。
藁にもすがる思いでお引き受けし,証人となることになります。
これが私の実質「初仕事」✨です。
(初めての依頼はチラシじゃないんかーい( `ー´)ノ)
2-1 証人として公証役場へ行く前の作法
公証役場へ行く前は,公証役場の担当書記と事前に連絡を取ります。
メールかFAXかで免許証や登録証などを確認してもらい,証人としての身分確認をしてもらいます。
当日行って身分確認でもよいのかもしれませんが,公証役場の方の段取りがよいように,事前にやり取りしました。
2-2 公正証書遺言作成当日~反省点も含め~
作成当日は,緊張のあまり30分前には到着し,勝手にかなり待ちました。
同業の行政書士が先に到着すると思いきや,遺言者ご本人が先に到着です。
事前にお名前は伺っていたものの,お顔を拝見したのは当日でしたので,依頼された行政書士が来るまではその方とわからず,気まずい思いをした記憶があります。
田舎の広い公証役場では,待ち合わせの「場所」まである程度決めておく方が無難かなと思った次第です。
担当行政書士は時間ちょっと前に到着し,公証人から名前を呼ばれて遺言の作成に入りました。
たたき台はすでにある中で,内容を遺言者と証人と公証人とで確認していく進め方です。
無事に内容確認後,遺言者本人,証人2名が署名・押印して,晴れて遺言書が完成です。
所要時間でいえば,ものの30分ですが幾つか反省点もあります。
1 もっといいペンを持参すればよかった
2 やや大きめの認印を持参すればよかった
この2つです。
ご本人の前で署名・押印するので,安そうなボールペンと100均でゲットした三文判では明らかに浮いてしまった私・・
(そこは事前に調べとけよ( ;∀;))
ご本人よりも大きいハンコだとそれはそれで気まずいですが,小さめだと安っぽい感じは否めません。
直系が1.3~1.5cmくらいの認印(実印も可)が無難かなというのが反省点です。
3 最後に
何がともあれ,6000円の証人の仕事が私の初業務でした。
これからポコポコと仕事が入ってくることになります。
次回は,その後行ったことや次に入る仕事について書いていきたいと思います。
最後までご覧いただき,ありがとうございました。