行政書士開業1か月目(挨拶状の発送や挨拶回りなど)
こんばんは。卒サラ即独行政書士のこたみママです。
前回の記事では,開業前のホームページ作成について,業者さんに依頼した項目や実際にアップした日について書いていきました。
今回からは,いよいよ行政書士として登録が済み,交付式が終わって,いざ業務開始!というところから書いていきたいと思います。
1 行政書士の最初の挨拶回りはどこへ
さあ,待ちに待った開業の日。
本会にもよりますが,申請から2か月。
長いです。
確かに,やるべきこと,準備しなくちゃならないことも沢山あります。
でも,長いです( *´艸`)
早速ひとりの行政書士として動けるようになってから,私の行った挨拶回りと営業についてはこちらです。
1-1 所属支部の同業者やその他士業への挨拶
これに関しては,支部長あいさつは鉄板ですよね( *´艸`)
交付式が終わり,支部長に今日から業務開始できる旨の連絡を入れました。
行政書士の開業ブログでも支部長挨拶は必須( `ー´)ノみたいなのを読んでいたため,挨拶にお伺いする日を調整するためにも意気揚々と電話をしました。
ただ,どうやら支部長は大忙しだったらしく,時間がないとの理由で断られました。
かなり拍子抜けしましたが,よくよく考えれば当然です。
むしろ自分の所属する会の支部長がヒマで余裕ぶっこいているのも,それはそれでどうかなと。
応援してるよ!頑張ってね!とあたたかい声をかけていただけ,なおかつ挨拶にも行かなくて済んだ☆(?)ので私としては結果オーライでした。
ですので,実際に挨拶に伺ったのは,
➀ 同じ支部の行政書士数名
➁ 近隣の他士業(弁護士,税理士,司法書士各お一人ずつ)
でした。
同業の先生は最初の案件が来たときに共同受任させていただければとお願いしたのと,他士業の先生に関してそれぞれ業際があるため,何かあったときに依頼させてほしい旨伝えました。
どこまで挨拶するかはそれぞれですが,もちろん手ぶらでは行けませんしし,何より先方も暇をしているわけではありません。
後ほど書きますが,事前に挨拶状を発送しておき,到着するであろう2日後くらいに電話を入れ,失礼のないように日程を調整しました。
登録証交付日に挨拶状を送り,そこから2週間以内には他士業含め,挨拶回りは完了することができました。
これからの行政書士の気運にも多少なりとも影響はあるとは思うので,面倒でも行った方が無難だと思います。
1-2 そもそもいつ挨拶に行くのか
これについても意見がわかれるところです。
➀ 登録申請したら行く
➁ 交付式の通知が来て,登録自体が済んでいれば行く
➂ 交付式が終わってから行く
の三択くらいだと思います。
結論からいいますと,私は③にしました。
それにはいくつか理由がありますが,メインはどこの誰だかわからない人間が事務所に来ることは,守秘義務がある人間にとっては迷惑でしかないと思ったからです。
➀については,登録申請したとしても申請が通るとは限りませんし,申請しただけではまだ一般の人と同じです。
そんな中途半端な人が行政書士になります!みたいに挨拶に来ても,話しづらいと思われるのが通常ではないでしょうか。
この点から➀は選択せず。
また,➁については確かに登録が済めば,連合会サイトで名前等確認できます。
この時点では一応「行政書士」と名乗れるわけですから,挨拶に行くという考えもあるかもしれません。
ただ,この時点では肝心の行政書士バッジが交付されていないのです。
登録証交付式において,身分証とバッジが交付されることから,これがないとパッと見で行政書士と判別がつかないわけです。
これまた➀の話に逆戻りで,どこの馬の骨かわからないヤツが来た!という話になってくるわけですね(馬の骨って(;'∀'))。
ですので,私は③を選択し,挨拶状を送ったときに身元を連合会サイトにて事前に確認してもらえる,挨拶当日もバッジも身分証も提示できますから何ら怪しくは見えません✨
このような考えから,③の交付式が終わってから挨拶に行くことを選択した私です。
1-3 事務所近隣へのあいさつ回り
これに関しても,タイミングは上記と同様です。
名刺とタオル(のしは「ご挨拶」,「事務所名」)を持参して,近隣の商店などに挨拶に行きました。
タオルそのものには事務所名は入れず,金額は100枚で1万円弱くらいのものを楽天でポチリました。
タオルの発注の際,のしに関してイチイチFAXで内容確認する業者だったため,FAXに気が付かず,少し到着が遅れました。
ハラハラしながら待ち,開業(登録式交付)から3週間以内くらいには100枚配り終えるくらいのスパンで行いました。
個人宅へは迷惑かなと思ったのであまり行かず,簡単なチラシ(メインの業務内容,事務所名,連絡先必須)を投函する等して事務所の存在を周知しました。
2 挨拶状の発送
挨拶状に関しては,開業1か月前から準備しており,封筒(差出人のみ印刷済み)と中身は発注し(8000円程度),封印シールも近くの100均で購入しました。
こちらの記事にも記載しました。
手書きのメッセージカードも添えましたが,これが意外と時間がかかり,最終的に60枚準備するのに結構時間がかかりました。
この点,面倒であれば外注した挨拶状と名刺のみ入れておけばよいかもしれませんが,同業の方でメッセージカード見たよ~と電話をくれた方もいたので,工夫次第で少し印象に残ることもできるかもしれません。
手間でなければ,そのあたりもやってみて損はないと思います。
また,発送については交付式が終わってすぐとしました。
ですので,外注する際,挨拶状の日付は「令和〇年〇月吉日」としておき,その月であればいつでも出せるようにしておきます。
その点では,少なくとも交付式が終わる日に合わせて,挨拶状の月記載をしておかないと辻褄が合わなくなるため,注意が必要です。
3 最後に
今回は,開業してから1か月の間にしたことの中で,「挨拶状」や「挨拶回り」について触れました。
次回は,今回書き切れなかった開業1か月の最初の営業活動について書いていきたいと思います!
最後までご覧いただき,ありがとうございました。