『大きな嘘の木の下で』から授業へのヒントをもらった話
OWNDAYSの社長、田中修治さんの新刊を読みました。
1作目の『破天荒フェニックス』を読んですっかり田中さんとOWNDAYSのファンになった僕。kindle unlimitedに追加されていたので早速手に取りました。
ちなみに今僕が一番欲しいのはOWNDAYSのメガネです。
どんだけハマるねん。笑
キーワードは仕組み化×エンタメ化
僕、最近「習慣化」が持つ底力を感じているんです。
まだ上手く言語化はできないのですが、習慣というのはその人の人格を形作るほどの大きな影響力を持っているのではないかと。
というのも最近読んだ本達に、ことごとく「習慣化」「仕組み化」「ルール化」の話が出てきたんですね。(ちなみに本のジャンルはどれもバラバラ)
それぞれ言葉は少し違いますが、語られている内容は同じだったので、僕の中ではこれらを同義と捉えています。
言われてみれば当然なんです。僕も生徒には、「英語ができるようになりたかったらまず単語!単語帳を回しなさい!この地道な作業をどれだけ日常に溶け込ませるかが大事なんだよ!」と伝えていますからね。
だから、なんとなくぼんやりと主観的に「習慣」の凄さはわかっていたつもりなんです。
でも、それがこうも立て続けに本の中で客観的に説明されているのを見て、あ、やっぱり人生の大きなキーワードかもしれないぞ。と思い始めました。
田中さんは著書の中で、仕事を楽しむための仕組み化について言及されていました。
仕事をゲームにするための5つの要素
①成長
②育成
③バトル
④収集
⑤交換
例えば、OWNDAYSでは役職が上がるとユニフォームのバッジの色が変わったり、全国の店員がメガネ作りの精密さを競うコンテストを毎年開催しているらしいです。
これは上の5つの要素で言うと①、②、③あたりでしょうか。
何歳になっても本気で楽しめるって大事だよなと気付かされました。
これを授業に活かせないだろうか?
英語の授業にエンタメの要素を入れることができないだろうか?
すでに今頭の中にある授業案と先ほどの5つの要素を改めて検討してみたいと思います。
★案その1★
WPMを毎回必ず測定。それを可視化して、レベルに応じて何かしらの称号をもらえるようにする。→①成長 ②育成(自分を育てるという意味で
★案その2★
洋楽を1曲翻訳。グループ対抗でどこが一番自然かつ、曲の魅力を表現できたか競わせる。→③バトル
★案その3★
文法項目を下級生にプレゼン。例えば高2が高1に「不定詞」の範囲を説明。グループ対抗でどのグループの説明が最も興味を惹かれたかor分かりやすかったか、など複数の視点から評価。優勝グループには不定詞チャンピオン、関係詞チャンピオンなど称号や賞状などを授ける→①成長(文法項目の理解やプレゼンスキルの習得)②(後輩)育成 ③バトル ④(情報)収集 ⑤(他グループとの比較から得れる情報)交換
今の所はこんな感じです。くうー!早くやりたいぜーーーーー!
自分で書いていてワクワクしてきました。
5つの要素を常に意識しつつ、このような案を日々ストックして、2年後、教師になった暁にはどんどんチャレンジしてみたいと思っています。