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筆箱紹介05

秋。ですか
冷えてきてはいますがこれは冬ではなく秋なのかなぁと思っています
変な話ですが季節って一年おきに来るわけですよね 一年前の事なんて覚えてねぇよってなります そんなわけないと思ったけれど意外と去年の秋を感じた出来事って思い出せません

ここは時候の挨拶にあたる場所だと思うのですが僕はうまいことが書けないので筆箱紹介なんかのつかみがうまい人の記事を見るとなんでそんなにうまい掴みができるのかと嫉妬すら覚えます

どうもKotaKoiKaです

〈はじめに〉

今回はボートペンケースでの筆箱紹介です
ベンディに行く前に最後の筆箱紹介を残しておこうと思い短めの記事を書こうかと思ったのですが写真の出来がよかったのでしっかりと文章を書こうと思います

写真は秋らしい雰囲気になるフィルターで撮りました
小物を上手く使えるようになりたいので三つおいて写真を撮ってみたのですがなんせ三つなので見返すとどこか味気ない写真になっています
果たして理想の写真が撮れるようになる日が来るのか

それでは本編いってみよう


〈筆箱〉

〈全体〉という項目を作っていましたが目次見ればいいと思ったので今回からは作りません
全体を写した写真は最後にまとめているので見ていってね

脱線しました

ラダイト/ユナイテッドビーズ復刻ボートペンケースマリン

ボートペンケースのユナビマリンです
生憎僕はマリンしか持っていないのでこんな中身でも青いマリンを使っています
今回の構成ならカフェラテかシトラスと合わせたかった

黒鉛ベンディが非常に好みなんですがなんだかんだで使いやすい筆箱なのでボートも結構使ってきました
ファスナーをしめるととてもコンパクトになるので机の中でもかさばらない、置いておいても邪魔にならない尚且つ写真のように立つのでファスナーを開けて机の上においておけばペンを広げずともすぐに取れだせるという優れものです

これは平沼から買ったので、元から使われていたこともあり買ったときから多少帆布がへたっていました
僕もかなり使ったので帆布がへたへた&汚れも多少ついている状態です
ベンディペンケースなら劣化も味になるのですがボートだとそうもいきません
また帆布がへたることによりファスナーがしめずらくなるという新しい問題も最近感じています
他の気に入った色を買ったら割安で売る予定です


〈黒鉛系〉

Tombow/MONO graph zero 0.3mm

昨年廃番となったグリップがローレットのモノグラフです

ローレットグリップについては別の記事にも書きましたが非常に優しくグリップ力がローレットとは思えない弱さです しかし裏を返せば優しく吸い付くような感覚のグリップでこれはこれでかなり良いです

僕が持っているモノグラフゼロの芯径は0.3mmなのですが、ペンがある程度重いので少し前に買ったHの芯を使っていました
折れないのはいいのですが薄い、そして何より筆跡が残り、消しても跡が残ってしまうという致命的な点があります
Bを使えば折れてしまい、Hを使うと上手く消えずに薄いという
やはり僕に0.3mmは向いていないのか
とはいえ結構いいペンなので0.5mmを買いたいです

すいません 終わる雰囲気出しときながら少し話します
軸のモノカラー、口金とグリップの一体感のデザインが最高です
また消しゴム部の黄色も好きです 0.3mmは黄色、0.5mmは赤色でこのワンポイントがデザインを引き締めていると思います

そもそもモノカラーってかっこよくないすか
モノワンも欲しかったりします
欲しい欲しいと言いつつ変えないで過ぎ去っていくのが僕の中でのあるあるなんですが

ステッドラー/92535 カーボンカスタム 0.5mm

おなじみのやつです
これ一本あればすべて解決できるんじゃないのだろうかという位バランスが良くずっと使っています
デザインもシンプルで飽きが来ないのもずっと使っている理由だと思います

カスタム軸を使うなら0.3mmがいいと聞いたのですが僕は0.3mmが合わない人間なので0.4mm化をして使えたら最高だなぁと思っています
割と簡単だと思うのでドリルを買ってやってみたいですね

ローレットは使い込んだのでかなり好みな質感になりました
グリップ力はありつつもある程度優しい、これこそ最高のグリップではないのでしょうか
それでも他のペンを傷付けることが怖いので自作のキャップのようなものにいれています

Uni/ユニホルダー旧型

白状します
これ以外にまともな芯ホルダーがないので使っています
これが良いとは言ってきましたがそんなこと言えるほど芯ホルダーをさわったことがありません
とはいってもかなり書きやすい、書き心地がいいとペンだと思います

この軸色が今回の筆箱の中身にも合っていますし何より写真の雰囲気にマッチしていてこの写真かなりお気に入りです

芯は同じくUniの9800のBの芯を取り出し使っています 
B芯が結局最高

ステッドラー/マルスルモグラフ H

毎回これを使っています
Hに散々文句を言ってきましましたがトキントキンに削ってあればなんてことありません

一本くらい硬めの芯のものが入っているといい気分転換になります
最近溝を細く細かく入れるようにしているのですがこれがいい
かなりグリップ力が上がりますし木が見えているのも良い

短くなるまでこれを使うかもしれません
キャップは変わらずグラセンのグリップを使っています


〈インク系〉

インク系は新しく入ってるのも何本かあるのでいつものメンツからいきます

PILOT/ハイテックポイント

このペンもしばらく使ってきました
今もインクはハイテックCコレトのオレンジ0.4mm

使ってみての印象は「長い」ということです
実際の長さとしては92535程度と通常の長さですが先端部分のテーパー状になっている部分がかなり長く持っている部分とペン先までの長さが通常のペンより長い点、クリップのフォルム、ストライプの蝕刻の影響で使用感だけでなく見た目が「長い」という印象です

長いっていうのはイメージよりの話になるので使用感の話もしてみます
しばらく使ってみると思ったより使いやすいなぁという印象です
高重心ながらもインクの滑らかさも相まって少ない力で楽に筆記できます
また先端のぐらつきが気になったのでテープを先端に巻いたのですがそれにより柔らかい書き味になりそれもまた一興 非常に書きやすいです

そんなこんなでデザイン重視で買ったのですがかなり使いやすく機能性の面でも今後も使っていきたいと思うペンです

Uni/ジェットストリームプライムノック式 3色

廃番が決定したタイミングでメルカリで安めの出品があったので買いました
普段使いしていくうちに沈み込まないノック感の恩恵を感じました
ただしノックレバーが戻った時の音がでかいのがせっかくのノック感なのにもったいないなぁと個人的には思いました

それよりも気に入ったのがこのペンの色です
白ではなくベージュで尚且つ色が濃過ぎずシンプルなデザインが一番気に入りました
ベージュだと白ほど強い色ではないのでどんな構成の筆箱でも馴染むのがかなり強いなぁと思いました

マジで宝石廃番にしとけや

取り乱しました
インクは純正のものをそのまま使っています ペン先の色表示がはがれるのがネック
アクロを使ってもいいのですが細かい文字を書くとアクロだとやはり滑りすぎる

PILOT/ハイテックC coleto 2色モデル

前回に引き続き緑インク要員です
どうしても四色欲しいのでジェストプライムだけだとノートをまとめるときにどうしようもない

ハイテックCの単色を久々に買って思ったのですがこのペンのデザイン単色ハイテックCをずいぶん踏襲しているんですね
切り取られたような軸、細かい溝が入ったグリップ、ハイテックCの印字とあくまでもハイテックシリーズのペンなんだと分かるデザインです

そのデザインにマッチする透けて見えるバネ、プラスチックのねじ切りと、このペン一本から「温故知新」を感じました

何を急に詩的になってるのでしょうか

PILOT/コクーン

いつも万年筆は最後に書いているんですがいつも使っているものを先に書いておきたいので先に

毎回コクーンを使っているので書くことないです
安定の一言に尽きますね 
インクは色彩雫の月夜を使ってます 50mlボトルを買ったので使い切らなければいけないという責任感のもと使っています
もうしゃばしゃばインクで滲みやすいのにはなれました

最近ニブが抜けかけてインクが漏れてたっていう事件がありましたし、グリップ部にインクが付いていることがあり握ると中指にインクが付くことがしばしばなのでいい加減カキモリのローラーボールが欲しいです

Uni/ジェットストリームライトタッチンク単色 限定ブライトイエロー

このペンですね
実はこれを書いている現在筆箱の中身から外れております
なぜかというのを時系列順に追って話していきます

その前に少しこのペン(本体)ついて
これはライトタッチインクの単色赤、青が発売されたのと同時に発売された限定色です
オレンジは持ってる人を割と見かけたのですが黄色は見たことがなかった上黄色ブームが来ていることもあり衝動買いしましたが買って家に帰ってから先端に傷があることに気づきかなりショックを受けました
それでもこのペンはやはり最強の安価帯bpだと思うので丸つけようとして使おうと思っていましたが

このあとはよっぽど物好きじゃなければ読み飛ばしてもらって構いません

丸つけ用にしたかったため買ってきてすぐにフローチューンの赤0.5mmを入れ使用
しかしやや太いためにノック感が悪いためインクをやすりで削りノック感を改善しようと努力
やすりで削ってもうまくいかなかったためカッターで削る
削りすぎたためインク上部にかけが生じる
インク上部を切り取り上の写真のようにしアダプタを固定し解決しようと試みる
固定できなかったためアロンアルファで上から無理矢理固定
抜け落ちる
固定することをあきらめスペーサーを直接入れる
ノックによりスペーサーがインク内部に入り込みインクが漏れる

とこんな感じでフローチューンのインクを一つおしゃかにしてしまいました
中にインクが付かなかったのが唯一の救い
おとなしく純正の赤インクを入れるのが良いようです

PILOT/ハイテックC 青 0.4mm

個人的に好きなハイテックCの単色bpです
この界隈で人気のユニボールシグノのキャップ式に勝らずとも劣らないと思います
レトロな見た目、スリムなボディ、インクとボディの間がないなどの洗練されたデザインが最高ですね

やべぇ ぶれてた

写真はぶれてますがキャップ式なのでペン先のブレはもちろん0
安定して筆記という動作に集中できます
またこのグリップが結構強い デザインの邪魔をせず尚且つしっかりとしたグリップ力、もう最強だろ

もうひとつ特徴的なのがペン先です
実はハイテックCコレトと同じ三点支持方式ーもちろんハイテックC単色が本家ですがーのニードルチップなんですがこちらの方がペン先が長い
また口金部分の長さも相まって1cmにも満たない長さの違いですがかなり体感が違います
本当に違う 皆さんも一度触ってみてください

軸のPILOTの印字はキャップポストをするとキャップと同じ向きになります
この地味な印字ですがこのペンの雰囲気を体現しているような印字で結構好き

PILOT/KIRE-NA ペールオレンジ

この筆箱紹介pilot製品ばっかりだな

蛍光ペンはインクを使ってるペンなので僕は小物にはいれずインク系の枠にいれてます

さて最近新しく出た蛍光ペンです
定規付きの限定くすみカラーセットを買いました
蛍光ペンとは今まで疎遠だったのですが教科書、プリントに線を引く時にどうしてもボールペンだと目立たない、違うなぁと思うときがあったのでこの機会にと思い筆箱に入れました

このキチントガイドが結構すごい
これと書き始め、書き終わりににじまないという特徴のおかげでストレスフリーで蛍光ペンを使うことができるようになりました

ただくすみカラーなのもあるかもしれませんが結構薄い
目が痛いほど眩しい色も嫌ですがここまで薄いとんっ?てなるときがあります
とはいえ蛍光ペンの弱点をほとんど感じない僕でも使える蛍光ペンです


〈小物〉

ステッドラー/962 24-5

毎回恒例透明定規です
僕は眼鏡をかけていてかなり目が悪いのでめったに外すこともないのですが眼鏡ケースが鞄に入っていないと困ることがあります
自分でもなんで使うのか分からないんですがないと困るんですよね
筆箱の中では透明定規がそれです

ステッドラー/513 81

芯研器です
鉛筆削りが卓上しかないので携帯できるものが欲しい

ぺんてる/ハイポリマー120

まとめてシャープ芯を買ったときに入ってきて歓喜したやつです
元はHの0.5mmだったのでそんなのをそのまま使う訳もなく家に大量にストックがたまっているUniの0.5mmBと短い2mm芯を入れています

無印の芯ケースはこれのOEMだと思うのですが無印のものよりよっぽど強度がありガンガン使っていけます

消しゴム
いつも通りです
これは消字性がひどすぎる個体です 家に大量にストックがありますがこの系統はこれで最後だと思います


〈おわりに〉

さてと書き終えました
分量もかなりのものになり写真もいい感じに仕上がったかなり自信をもって公開できる筆箱紹介になった…かな

今まで以上に記事の見やすさを考えて見出し等を上手く使うように意識して書いてみたのですがどうでしょう

今回は写真をさらっと撮ろうと思って撮ったら想像の数倍良い感じに仕上がってそれに比例して文章にも気合が入りました

上の写真から分かるように今回の背景はフリースです
寒くなってきてユニクロで新しいものを買ったタイミングと写真を撮ろうと思ったタイミングが偶然にも重なったのでフリースが背景になっています
このもこもこ感が雰囲気に合い思ったよりいい

二つ前の筆箱紹介を過渡期編として公開しました
僕的には今回も過渡期なんですが理想の筆箱には思ったより道が遠そうだったので過渡期編の表記は前回から無くしてあります

そうするとタイトルが寂しくなるので

「筆箱紹介五 Prod.秋」

とかにしようかとも思ったのですがいまいち秋感が出なかったので結局やめにしました

あとは小物を使って写真を撮ってみました
ナウシカのガンシップとラジオとキレートレモンの空き瓶です
これらがあるだけでそれっぽくなるもんですね
雰囲気がびしっと決まってくれました

写真に関する話が多くなりました
そろそろ終わりの頃合いですね

最近は行きたかった二つのライブが二つとも遠征によっていけなくなるという僕のストレスの69抜け穴が塞がれたのでこの冬をどうしようかとnoteという新しい道を開拓しながら考えている日々です

皆さんもnote書いてみると意外と面白く新しい発見があったりしますよ
僕はそんなのなかったのでどの口が言ってるんだって話ですが

今回は6071文字 大作でした
それではまた

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