やる気がないのは当たり前。それでも実行するための方法
やる気が出ない……と悩んでいる人は多いと思いますが、それは普通のことです。
いつだってやる気がある人なんて、きっといないでしょう。
とはいっても同じ量の仕事なのにすぐに手を付けて短い時間で終わらせてしまうような人もいるわけで、そんな人たちとは何が違うのか……という話を今回はしていきたいと思います。
やる気が出ないのは当たり前
私はあまり「やる気」というものを信じていません。
たとえばいつも一緒にいる人たちがみんな何かに熱中して頑張っていたら、きっと自分も頑張ろうと思えるだろうし、そうでなければ一緒にだらけてしまうし……といったように、やる気は環境によって左右されてしまいます。
また、普段から勉強している人にとっては、勉強なんてやる気がなくてもできてしまうものですが、1年に1冊も本を読まないような人が分厚い専門書を読むのは至難の業でしょう。
やる気は結局相対的なものですし、ちょっとしたことで変わったりするものなので、そんなものに頼っていては身が持たないというのが、私がやる気をあてにしない理由です。
やる気が出ない時こそ
やる気なんてあてにならないので、やる気がないときにどれだけできるか……というのが勝負の分かれ目になります。
これにはいくつか方法があります。
・やらなければならないような気持にさせてくれる環境に身を置く
・習慣にする
・大きな目標と小さなステップを意識する:
例えば勉強がしたいのであれば、仕事終わりに必ずカフェに立ち寄るという習慣を作れば、他に誘惑がない環境に身を置くことができますし、習慣なので意志の力が弱くなっていてもとりあえず立ち寄って勉強のスタートのきっかけを得ることができます。
それに、勉強とかって始めるときが一番しんどいわけですが、この問題についても
仕事が終わる→カフェに立ち寄る→勉強を始める
というスモールステップに分かれているので、とりかかりやすくなっています。
さらに、そのカフェに向かう道中で、自分の大きな目標や、その目標に向けて自分が取り組んできた成果について考えれば、モチベーションも高めることができます。
ということで仕事終わりにカフェに行こう、というような内容になってしまいましたが、もちろんカフェである必要はなくて、先ほどの3つのポイントを意識していけば、やる気がないときでも行動にうつすことができるようになるかと思います。
それぞれについて詳しくは過去にも投稿しているので、もしよろしければそちらもご覧ください。
例えば、習慣化についてはこちらでまとめています。
ということで、これを読むくらいのやる気がある今のうちに、さっそく実行して、大きな目標への一歩を踏み出しましょう。
ps
人間がやる気がありまくる生き物だったら、きっとこんなに文明は発達しなかったのではと思います。
狩りがめんどくさい、畑作業がめんどくさい……と思える人がいたから今があるのではないでしょうか。