中国語学習の軌跡(3)
昨日はHSK3級に申し込んだところで時間切れになりました。たった1,000文字程度を書くだけでも難しいものだと実感する今日この頃です。
HSK3級試験対策①公式テキスト
試験まで3週間ほどしかありません。まず試験の申込と並行して購入したのがHSK3級の公認テキストです。
何せ、Duolingoでしか学習していないため、文法をきちんと学んだことがありません。そこでこの本を読み、文法知識を補填していきました。また、DL音声を聞きながら本文を映し書きしました。そのうち時間がなくなり書くのは単語だけになっていきましたが、書くことはライティングの対策として間違いなく効果がありました。
章末の問題はすべて解きました。今回、問題集を追加で購入しなかったのですが、このテキストの章末の問題と3~4回ある実践問題(模擬問題)が問題集の代わりとして大きな役割を果たしてくれました。
HSK3級試験対策②公式単語アプリ
そして追加で公認のHSK単語アプリから、3級の単語学習に課金しました。移動時間を使って2週間ほどで単語学習+読むテスト+聞くテストを終えて、最後の1週間はランダムで聞くテストを実施したり、あとは単語リストを聞き流して単語を覚えることにつとめました。
こちらのアプリは公式のため、試験対策の観点ではこのアプリで出てくる単語さえ理解できれば良いのだと割り切って学習しました。
HSK3級試験対策③キクタン中国語(入門・初級)
単語といえば、キクタン中国語の入門と初級の二つを、アルクのアプリALCOにダウンロードして、移動時間にひたすら聞きました。キクタンは、チャンツに乗せて聞く単語のパートと、文章のパートがあり、気分によって変えられるのが良かったです。本を見ることはなく、無料音声だけ利用させていただきました(すみませんありがとうございます)
というのも、過去問を試してみた結果、リーディングはコンスタントに8割程度はとれる一方、リスニングが絶望的にできないことを痛感したからです。リスニングが合否を分けることを理解して、キクタンを追加したのが実際のところでした。
HSK3級試験対策④ネット上の過去問
個人の方のサイトになりますが、過去問が3回分掲載されているサイトがありましたのでそちらから試験問題を入手し、それらを解きました。
過去問も、テキストの実践問題も、できる回は8割ぐらいは得点できるのですが、できない回は(特にリスニングが足を引っ張り)65%ぐらいの得点率になってしまう。HSK3級の合格ラインは6割と低めですので、65%でも合格ですが、危ういですし「できた感」もないため、基本的には8割を目指していました。
学習場所
自宅でも学習できないことはないのですが、ここは逃げ場がないところで学習するほうがはかどるだろうと思い、特に書きもの(テキストを書き写したり過去問を解いたり)をする際は近所のファーストフード・カフェ・ファミレスで学習しました。
ちなみに、毎日のDuolingoはこの3週間の間もペースを変えることなく継続しています。そうして、試験日(12/23)の朝に最後の過去問をやり終わり、午後からのHSK試験に臨みました。