新たな視点
今日は久々の休暇で陸上をしに舎人陸上競技場にいきました。
そこで下肢義足の方と一緒に走ることができました。
そこで感じたのは驚きと気づきでした。
まず驚いたのは義足の見え方です。
義足の方々はお互いに義足を見せ合って会話していました。
そのときの光景が僕達でいう新しい靴を見せ合っているように見えました。
僕が勝手に義足は特別なものと見ていたのですが、その人たちにとっては日常1ピースのようなものなのかと感じました。
また、スプリントタイプの義足を自身で調整していました。しかも、ネジの回し加減や部品の長さで。パラアスリートは僕達でいうアップ前の動き作りやストレッチのようなことを装具の微調整で行っているのかと思いました。
なので、四肢欠損の方々の見方が障がい者ではあるけど健常者に見えました。
アップ中に歩きの練習や走りの練習を行いました。
義足によって筋力低下も含めバランスが崩れているのでそれをどこかで補わないといけません。
それは健常者にも言えることで、どこかが痛いとそこを庇う形でどこかで補います。
なので、治療やトレーニングもよりそれに合わせて行わないといけないと思いました。
それに気づいた時に今の自分は治療をその人に合わせきれてないように思いました。
この驚きと気づきは僕の未熟さを痛感するようなものでした。
ですが、
まだまだやれることがある!
まだまだ成長できる!
とも感じました。
この貴重な経験を糧にして進んでいきたいと思います。
今回このような貴重な体験をさせていただきありがとうございました。