信じること と 騙されること

「信じる者は救われる」と「信じる者はバカをみる」の名言?があるが。
これだけ聞くと、矛盾しているように思えるが。どちらも正解なのだ。

まず「信じる者は救われる」というのは、"信用度が高い人"を信じるから
救われるわけだ。
疑ってかかる人もいるかもしれないが、これは紛れもなく事実だ。
気になる方は、試しに自分の周囲の人で確認をしてみてほしい。

次に「信じる者はバカをみる」というのは、信用度が低い人を信じて
しまった時に騙されてしまうわけだ。
これも、気になる方は確認をしてみてほしい。

なので、どちらも正解なのだが。矛盾してるように思ってしまうのは
説明が足りてなかったというわけです。

そこで問題となってくるのは、どうしたら信用度が高い人と低い人を
見分けられるのか?
答えは簡単で、"嘘をつかない人かどうか" である。

嘘をつく人は、会話をしていると必ず どこかで辻褄が合わなくなってくる。
嘘をつかない人は、本当のことしか言わないので 辻褄が合う。

ただ、気をつけないと いけないことは、役職や肩書きに左右されないこと。
例えば、警察にも良い人、悪い人がいるし。昨今では警察を装う人まで
いるくらいだ。
テレビで特集されているように 本気で街の人々を守ってくれる人もいれば、
警察なのに法を犯してしまい、逮捕されてしまう人だっている。
よって、警察だから信用できるという決めつけは良くない。
だからこそ、役職や肩書きなどで判断せずに、相手をちゃんと一人の
人間としてみることを習慣づけるのが大事になってくる。

「この人は嘘をついていないかな?」と疑うことが必要なのだが。
そう言ってしまうと、「信じろ」とか、「疑え」とか。どっちなんだよ? と思う方が出てくるはずだ。
これは順番が重要であって、自分が知らない人は まず「疑う」必要がある。

冷静になって、考えてみてほしい。

例えば、見ず知らずの通行人に 急に声をかけられて、エルメスの鞄を
あげると言われたら。あなたは、その鞄を貰いますか?
答えは「No」だ。ほとんどの人が受け取らないはずです。
なぜなら怪しいから。受け取った際に 何をされるか分からないと
考えると思います。
それは見ず知らずの人なので、信用度が低いということです。

(中には、何も考えずに貰ってしまう人や 貰って即行で質屋にいれる等の
勇気ある おバカな人達もいるかもしれませんが。それは置いておきます。)

話を戻しますが、知らない人は まず "疑う" 。
次に "疑いが晴れたら信じる" こと。
①「この人は嘘をついていないかな?」
②「嘘をついていないな、じゃあ信じよう。」
この順番さえ間違えなければ、ロジック上は騙されることはないのです。
あくまでロジック上の話なので、実際は個々の判断力が試されます。

ですが、これを知っていると騙されにくくなると思うので。
良ければ 実践してみてほしいなと思います。

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コータ (作詞とか する人)
僕の「歌詞」を広めることに使わさせて頂きます。その過程は、ブログ『https://ameblo.jp/kotonoha-lab/』で見ることが出来ます。