限界集落に暮らすからこそ、たまに街へと出ないといけない。(ってこともないんだけど)
今日はビジネスプランコンテストSPOTLIGHTにお邪魔してきました。
と言っても発表者ではなく、参加者として。2年前から構想、ミーティングを重ねているプロジェクトが最終選考まで残ったので、その応援に。
コンテストなので、結果は大事。今回は残念ながら入賞ならずでしたが、課題もあらためて見えた良い機会となりました。
結果は結果として受け止めつつ、イベントとしても参加して良かったなと思える素敵な会でした。今回が第一回となるコンテストだったのですが、素敵な思いとプランを持った発表と、審査員の皆さんの愛ある質疑とコメント、そして和気藹々とした雰囲気の非常に良い空間でした。
自分自身、あまりビジネスのセンスは無いと思っていて。そこに加えて普段は限界集落で農的なアウトドアライフを送っているのでなおのこと。意識的に都会的な感覚を浴びないと忘れてしまういろんなことがあるのです。忘れてしまうというか、磨けないというか。だからこそ、こういったビジコンの空気に触れることは、今の自分には必要なことで。
今回入賞されたみなさんは、本当に素敵な想いを根底に持ちながら、ゴリゴリに分析したり、開発したりされている。当たり前と言えば当たり前なんだけど、やっぱりスゴイ。負けてられない。
こちらとしてもゴリゴリに地域活動をしているので、それはそれで大事なことなんだけれど、ビジネスという点ではやはり弱い。そこにもどかしさを感じるここ何年か。限界集落が自立し、持続可能であるためには、必要な資金を自分たちで集められるかどうかが大切になってくる。そのために、何をすべきか。何を学ぶべきか。
その辺りが、見えたような気がする大阪での1日。
地域が変わらず残り続けるために、努力すべきこと。改めて考えなければ。
日常の忙しさを言い訳にしてはいけない。
やるべきことをやらなければ、本当に消滅する可能性だってあるのだ。限界集落に暮らすということは。
とにもかくにも、良い学びと出会いのあった1日となりました。主催の皆様、発表者の皆様、審査員の皆様、お疲れ様でした。良いイベントをありがとうございました!