自分のことが知りたいのに「わからない!」と困っているあなたへ
この間、とある少女に出合った。
好きな食べ物は何?楽しいと感じるときはどんなとき?イラっとしたときは?
彼女のことを知りたいと思って、彼女に関することをいくつもしてみる。しかし、返答はきまって「わからない。」
わからないばっかりやん。と伝えると、「自分のことが一番わからないんです。。」と切実に発した。
過去を振り返ると、自分にもそんな時期があったことを思い出した。自分のことなのに、聞かれると、んーーーーー。と長い時間考えてしまう。あまりにも考える時間が長すぎて、相手は愛想をつかせて、違う話題にいってしまったり。それが嫌で、テキトーに答えたりしていた。
自分のことがわからない状態では、自分の内なる想いとは関係なく、ただ人の言われるがままに行い、よくわからないけど、なんだか苦しい、生き生きさがない感覚が多かった。
自分の内なる想いに気づけていない状態なのだ。
自分のことがわからなくなってしまった背景
私の場合は
・~しなければならない、~しなくちゃで動いていた
・人の目(体裁、自分がどう思われるか)を極度に気にしていた
・自分の想いとは関係なく、その場の正解、丸〇を求めていた
・自分が否定されること、傷つくことを極度に恐れていた。→否定されると、孤立している感じがして嫌だった
・周りを不快にさせたくない
が主な背景として挙げられる。
その背景が作られたのは、身近な環境・教育・人とのかかわり(家庭、学校など)と、自己の特性の関係性でのことだろう。
自分はこうしたい。こう想う!という周りに対する自己主張は少なかった。家族に対してはあっても、家の外ではなかった。喜怒哀楽の感情表現の幅も狭くなっていた。
世間の人が見れば、一般的な「いい子」「落ち着きのある子」ではあっただろうが。親は苦労しないと思われる子だろう。ただ、当の本人にしてみれば、無意識に本当の自分のことを押し殺している状態だったので、苦しかった。家の外では、ずっと我慢している状態だったのだ。当時は、そんなことには少しも気づかず、なんだか生きずらいなと常に感じている状態だった。
その過去を乗り越えてきた今だからこそ、こうやって当時の自分のことを自己分析できているだけで。
自分自身のことを知るためにまずしたこと
私が、生きづらい人生を抜け出すためにしたことは、自分自身ととことん向き合い行動することだった。そのために、、、
・どうして生きづらくなったのか学ぶ。(専門家を頼って、助言をいただく。人間の性格形成、脳の仕組みなどについての学習。)
・これまで断ってきたことでも、とりあえず参加してみる。足を動かす。体験の幅を広げ、新たな自分に気づく。
・とにかくその場を楽しむためにどうするか考え、実践する。
・自分はどんな時に、どんな感情を抱いたのかを振り返り、メモする。
・自分に「ありがとう」「愛してるよ」などの言葉をかけるようにする。鏡を見ながらやってみたり。
・いつもと違うことをしてみる。(行く道を変えてみる。靴の履き順を変えてみる。反応を変えてみる。)
・気になる人、会ってみたい人に会ってみる。
・占いに行ってみる。
・したいこと、やりたくないことを書き出す
・褒めてもらったことを書き出す→自分の特徴を知れる1つの方法
・意図的に時間を作り、自分自身と向き合う。自問自答する。
まとめ
人生をより良くするには、まずは自分自身を大切にすること。そして、周りの人を大切にすることだと思う。まずは、自分自身から。
自分自身にゆとりができるから、周りにも与えることができるように感じる。
そのためにも、自分自身のことを知っていくこと。自分のことが見えてくれば、苦しいときには逃げたり、回避する、上手に乗り越える方法もわかってくる。自分自身に合ったものが。オーダーメイドが。
そして、なりたい自分に変化させることもできる。苦しまずに、周りも自分も快適な関係性を築きやすくもなる。
自分自身のことを少しでも知って、豊かな人生につながっていってほしいなと思います。
では^^
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