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愚痴や不平不満の正体

自覚するのが難しい

愚痴を吐いてしまう人、不平不満を言ってしまう人の多くは無意識にそれらをやってしまっている。これはその人の“ 捉え方や考え方 ”によるため後天的にいくらでも修正することができる。しかし1番の問題点は本人はそのような自覚がないことである。

本人がまずはマイナスやネガティブを言ってしまっていることに気づくことで、意識を向けれるようになり改善していくことができる。

なぜ愚痴や不平不満が出るのか?

そもそも愚痴や不平不満はいったいなぜ出てくるのか?私の経験上考えられるのが2つある。

1つ目が
“ 選択肢が今ある選択肢から決めようとしている ”

例えば仕事で個人営業(B to C)をしているとする。しかし思うように成績が出なかったり、自分の成長が感じられなかったりすることもある。

そこでまずは自身の能力が低いことに気づき、レベルを上げていくことにフォーカスをして取り組むことは必要である。しかしある程度の期間やレベルに達しても人によっては成果や成長が思うように出ないことがある。

そうなった時におそらく愚痴や不平不満が出てくるもの。「お客さんが〇〇だから」「商品が〇〇だから」「環境が〇〇だから」、、、など

これは根本の部分で話をするなら“ 営業 ”の仕事という選択肢しか持っていないために起こっていることが原因であり、他の職種(飲食、接客、製造、福祉、サービスなど)に職業を変えることで解決できる問題である。

ただここで気をつけて欲しいのは、ただ単に仕事をコロコロ変えろと言っているのではなく、大切なのは“ 期間を決めて全力で取り組み『できる(can)』までやる ”それから変えるということ。

できるようになりもせず途中で投げ出すのと、『できる』状態になってから次のステップに進むのでは明らかな違いがある。

そして2つ目が
“ 我慢 ”

仕事を通してでも、環境を通してでも、プライベートを通してでも愚痴や不平不満が出る時はその前段階で必ず“ 我慢 ”をしてしまっている。

例えば、
「本当は言いたいことがあるのに上司に怒られるかもしれないから言わずに我慢する」「綺麗な部屋にしたいのに一緒に住んでる人(家族、友達、同居人など)が家ごちゃごちゃにするのを我慢する、もしくは人の分まで(我慢して)片付けてあげる」「本当はもっと休みが欲しいのに我慢して働く」など。

結局“ 心と身体 ”が一致しないことをやっていると愚痴や不平不満がその摩擦に応じて生まれてきている。

大切にしたい本音

実際のところ、このことに気づいてない人が多いと感じている。私自身もこれに気づいたのは正直最近のこと。

子供の頃、外で遊ぶ時に人から強要されて遊んでいた子供はいない。自分が心から遊びたくて外に飛び出し砂場、ブランコ、追いかけっこを夢中でやっていたに違いない。
親から「帰るよ」と言われても泣きながら遊び続けた人もいるだろう。
これが“ 心と身体の一致 ”である。

“ 心 ” = “ 遊びたい ”

“ 行動 ” = “ 砂場 ” “ ブランコ ” “ 追いかけっこ ”

それがいつの頃か「べき論」を振りかざす大人の影響を受ける環境の中にいることで、心の声に従わず、頭で捻じ曲げて作られた声に惑わされ“ 心と身体が不一致 ”の状態になってしまっているのである。

“ 心 ” = “ 遊びたい ”

『べき論』大人フィルター
(我慢する)

“ 行動 ” = “ 勉強 ” “ 習い事 ”
・自分の本音がわからなくなる
・愚痴、不平不満

このような過程を得て愚痴や不平不満をいうようになっていく。考えてもらいたい、小さい子供が愚痴や不平不満を心から発している子がいるだろうか?
おそらく親の真似をしてよく分からず発している子供がいたとしても大人のように愚痴や不平不満は言わないだろう。

まとめ

愚痴や不平不満の正体は

『選択肢が今ある選択肢から決めようとしている』
『我慢』

なのでどちらかを解消できれば愚痴や不平不満を言うことはなくなると考える。マイナスな状態にならず前だけを向いて突き進むためにも、今ある環境でできることから変えていき、“ 心の声(本音)を解放 ”してあげよう。

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