ネガティブな人ほど脳を止めがち
自分を責めるな
「失敗をした」
「間違いをした」
「うまくできなかった」
「忘れてしまった」 など
ネガティブな人ほど自分を責めて脳が思考停止しがち。
確かに自分を責めたくなってしまうこともある。しかしここで自己肯定感が高い人は自分を責めることはおそらくしていない(していても少しだけ)であろう。
なぜしないのかと言うと“ 失敗 ”や“ 間違い ”は誰にでもあること。そこにいちいち反応して自分を責めても根本的な解決にはつながらないからだ。
しかし、考えすぎてしまう人はいつまでも「なんでこんな失敗したんだろう」「私ってダメだなぁ」と自分を責め続けてしまう。
そしてそのことばかりぐるぐる考えて思考を止めるのである。
やるべきことは改善すること
自分を責めてその後の結果が良くなるのであれば、好きなだけ自分を責めてもらっても構わない。しかしおそらく同じ過ちを繰り返すことであろう。
ネガティブ思考の人は自分を責めるすぎて思考を止めてしまう。そのため同じような過ちを繰り返して、「なんで自分は〜〜」「本当に自分はダメだな」と落ち込んでいく。
しかし本当にやるべきことは自暴自棄のなることではなく“ 問題点の改善 ”であり、失敗・間違い・出来ない・忘れる etc…には絶対に原因がある。その改善をせずに放置することが一番の問題点だ。
問題の具体化
一つの考え方を挙げると、まずその人自身は悪くないと仮定する。悪いのはその選択や行動であると自分の選択や行動に目を向ける。すると、「なぜこのような選択をしたのだろうか?」「なぜこの行動を取ったのだろうと?」と疑問が出てくるもの。ここを具体的の掘り下げることで解決策が見えてくる。
当たり前のことだが案外自分事にできないことが多い。
最初は頭ではできないかもしれないので、書いたり、スマホに打ったりするなどの工夫をしてみよう。
気持ちの面はそのまま受け止める
自分を責めてしまう人は、何も気持ちに蓋をして起きたことをを見て見ぬふりをしろと言っているのではない。
「失敗をした」
「間違いをした」
「うまくできなかった」
「忘れてしまった」 など
このようなことが起こった時は、その時感じている自分の感情はしっかり受け止めよう。「悲しい」「悔しい」などのネガティブな感情もである。この気持ちを感じないと自分の感情がわからなくなってしまう。
感情は無視してはいけない。
まとめ
自分を責めることはしなくていい。
やらなくてはいけないことは具体的な改善策を探し出すこと。
そのためには選択や行動に目を向けてやるべきことを掘り下げていく。
自分の感情は無視せずに感じること。
感情は受け止めて行動は止めない。
脳を停止させているほど無駄な時間はない。