見出し画像

【受験生必読】3か月で教員採用試験を仕上げる方法(part1)

今年度の教員採用試験も残るは2次試験のみとなりました。残念ながら一次試験で思う様な結果にならなかった人は、今は身体を休めて次に切り替えましょう!きっと大丈夫です!教員を志そうと決意したあなたならきっと合格を勝ち取れます!
これから受験しようかなと考えている人もぜひご一読ください!

今回は、少しでも受験対策で悩まれてる人向けに書いています。

正直に言います。教員採用試験対策は3か月あれば十分間に合います。この方法で私は一回目の受験で合格を手にすることができました。
ちなみに、私は勉強ができるわけではなく、頭が良いとは思っていません。大学受験の際は大きな挫折を味わっており、浪人も経験しています。そんな私でも合格することができた背景には、勉強法を見直し、合格するための勉強をしたからです。ちなみに本番では、自己採点で教職教養9割、専門教養(保健体育)6割でした。大体6~7割点数を取ることができれば大丈夫です。小論文に関しては、書き方のパターンがあるので、そちらもご紹介いたします。
そして、私は東京都(中学校)で受験をしたので東京都の対策を記していきます。しかし、地方の教採や小学校、特別支援で受験された方にもきっと役に立つ情報もあると思いますので、最後までお付き合いください。

事前準備

まずは、市販で売られている参考書、消えるペンシート、青ペン、学習指導要領新旧対照表のコピー、過去問を用意します。
参考書に関しては、私自身は東京アカデミーさんのものを活用させてもらっていました。

傾向

東京都教員採用試験は、一般教養はなく、教職教養(教育法規、教育心理、教育原理、教育史)、専門教養、小論文が一次試験として行われます。私は、一般教養など幅広い分野を勉強することが苦手なので東京都を選択しました。

徹底すること(7つ)

1.反復を意識する
2.受かると強く決意する
3.優先順位をつける
4.計画を立てる
5.音楽を聴きながら勉強することは絶対にやめる
6.分からないことをそのままにしない
7.アウトプットを意識する

1.反復を意識する

人間は、覚えたことを次の日には74%忘れるようにできています。どんなに優秀な人でもです。そのため、必要になるのが、消える暗記ペンシートです。これらを活用し、購入した参考書、学習指導要領、東京都の施策の書類などににマークします。大切だと思う個所に関しては、過去問を何度も解いているうちに理解していきます。決して、参考書を全部一から全部読んでマークしようとは思わないでください。かなり効率が悪いです。
そしてどうしても約束して欲しいことが一つあります。それは、

書いて覚えるということを止めることです。なぜかというと、書く作業は時間がかかるだけでなく、そこまで記憶定着につながらないとわかっているからです。これははっきり言えます。なので、暗記シートきらいです!と言う人は、声に出すでもなんでもいいので、インプットではなくアウトプットする勉強を身につけてみてください。

2.受かると強く決意する

これは強く思うだけではなく、やるんだと決めてください。強くかなえたいことを考えるだけでもマインドは変化していきます。「厳しい」「もうだめだ」というネガティブな気持ちは可能性がある自分自身を消してしまいます。「絶対に受かる」「自分はできる」と考えるだけでも精神を安定させることにもつながります。自分自身が自分を信じないで何も成し遂げることはできません。 

3.優先順位をつけること

教職教養に関しては、教育法規、教育原理、教育心理、教育史の順番で優先順位をつけることを私はお勧めします。教育史に関しては、私は捨てて全く勉強しませんでした。本番はたしか間違えていたと思います。
教育原理に関しては、学習指導要領からも出題されます。そのため、新旧表が必要になります。学習指導要領は10年に一度見直され、よりよい教育にしていくために修正されていきます。つまり、その修正された箇所が狙われて出題される確率が高いと言えるのです。
また、文科省や東京都の施策がホームページに飛べばあるので、それを印刷してください。そして、それにも大切だと思うところにマークをしていきます。
専門教養に関しては、私は保健体育だっため幅広く出題される傾向があります。そのため、ググることをこまめに行い、文科省やスポーツ省のホームページをお気に入りにしておき、すぐに見れるようにしておきましょう。

そして、一番重要なことが、娯楽は今年は我慢だと決意することです。優先順位を一番下にします。楽しいことは、受かった後に思う存分すればいいのです。

ちなみに、皆さんは歯磨きは毎日しますか?もちろんしますよね。必ず一日に一回はすると思います。しないという人は今すぐに磨いてください。noteを読んでいる場合ではありません。
何が言いたいかと言うと、つまり歯磨きの様に、「何も考えずにやる」という習慣化を勉強すると言う作業にも落とし込めれば、勉強をしなくては行けない体になります。
この体になってしまえば、勉強に対して、どんなにつらく、疲れている日でも「10分でもやろうかな。そうしないと気持ち悪いし。」「歯磨きあさしてない!息臭い!」と同じように当たり前の作業になるはずです。ちなみに私は、平日は仕事もあったので、平均3時間、休日•祝日は平均10時間は勉強するようにしていました。よくやったと思います。

4.計画を立てる

計画の立て方はいくつもありますが、私は毎週日曜日に一週間の勉強内容を記すノートを作成しました。例えば、
月 「教育法規➀、教育原理」
火 「教育法規②、教育心理」
水 「教育法規➀、教育原理」
木 「教育法規②、専門教養」
金 「教育法規➀、教育心理、教育原理、専門教養」
土 「教育法規➀②、教育原理、教育心理、専門教養」
日 「教育法規➀②、教育原理、教育心理、専門教養」
1か月目は、こんな感じです。教育法規はとにかく重要かつ範囲を広いので、前半後半に分けて計画を立てていました。そして、毎日勉強するようにします。そして、自分で決めた優先順位に従い計画を立てて、実行できたら横線をひいてその項目を消します。そうすることで、勉強した内容、していない内容が可視化されるとともに、モチベーション維持にもつながります。
無理のない範囲で計画を立てましょう。
そして、家ではなくある程度監視されている様な場所で勉強するのがおすすめです。
例えば図書館や公民館がいいですね。カフェはうるさいのでパソコンをカタカタしたいなら向いています。

5.音楽を聴きながら勉強することは絶対にやめる

音楽を聴きながら作業に取り組むと、作業効率は極端に下がってしまいます。勉強をする直前に、テンションを上げるために聞くというのはとても効果がありますが、聴覚からの情報と視覚から情報を覚えようという作業の組み合わせは脳にかなりの負担をかけてしまう結果につながります。
そのため、勉強には不向きと言えます。

6.わからないことをそのままにしない

分からないことは決してそのままにせず、YouTubeや周りの人に聞きなくしていきましょう。自分で悩んでもわからないものはわかりません。私が受験当時に活用していた「だいぶつ先生」「きょうさい対策ブログ」をリンクで貼っておきます。あとは、毎月発売される「教員養成セミナー」という冊子もほぼ毎月購入していました。ただ買う目的としては、○✖️問題が掲載されている刊のみ購入していました。とにかくアウトプットです。


7.アウトプットを意識する

インプットは2割、アウトプットは8割でもいいと感覚的に感じます。なぜなら、その方が圧倒的に効率がいいからです。問題を解くことで傾向もつかめますし、無駄な知識を備えなくてもよくなります。
とにかく、マーカーペンで重要な箇所を消し、瞬時に答えられるまで反復します。もちろん、過去問をやったあとです。
傾向を分析した人が試験を制します。

小論文

次に小論文に関してですが、これは2パターンに分けて文を構成します。そのため、二つのパターンに当てはめて書くだけなので、二つの文を覚えなくては行けません。これは何度も書いていくうちに書けるようになります。本番当日から逆算して、1カ月前から2カ月前までに取り組んでおけば間に合います。とにかく1か月目は教育法規などに集中してください。

それではその2パターンは何なのかお伝えします。それは、

自己肯定感を高めることが目的なのか
他者理解を育むことを目的にするのか」です。

小論文は、お題があり、その選択肢から自分が書きやすいと思ったお題を選択します。その選択肢の中にはほぼ間違いなくこの2パターンの書き方で書けばほぼ満点に近い評価を得れる様になっています。
私がパターン化して作成した文章が欲しいという人がいればお知らせください。ツイッターからDMいただければお送りいたします。


いかがでしたでしょうか。疑問点ややり方がわからないということであれば、ぜひなんでも聞いてください。様々な勉強法があるなかで、効率は確実に良いと思います。何より私自身が実験台として行っているので。
Part2では、2時試験対策に関して記していきたいと思います。

本日もありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!