お父さん、どうしたの❓️
父の想い出を描くには、あまりにも多
すぎて…まとまらない思いがあります
父はいつの間にか、認知症…となり
一人、孤独と闘っていました
おかしなことが続くと、周りでは「年
寄りのわがまま」と、片付けてしまう
ことがあります。
母の亡き後、父の面倒を弟夫婦がみて
くれていました。
私は遠慮もあり、何も言えない・・・
でも弟は、そんな私に、色々相談をし
てくれていました。
入院している間は、面会も制限されて
しまい、会うことが極端になくなって
しまい、気のせいでしょうか・・・
父の、認知の症状が急に早くなってし
まったような気がします。
職場にかかってきた電話
「お父さん、どうしたの❓️」
入院している、父の苛立ちを
訳も分からず
私は、聞いていました
傍に行き、話を聞いてあげたい
「会うことが出来ないよ」
と、言っても
父は、理解出来ないのです
わたしは
いつも…父のことが
頭から離れることなく
日にちだけが
過ぎていきました
私の
ひとつの救いは
虫の知らせでしょうか・・・
その入院する数日前に…
行きたい処があると言って、ある場所
に誘われました
その場所は
父が亡き母と結婚した初めての家です
が・・・
見に行った時のことです
今は、他人様が住んでいる家
いつまでも、その家を見ながら、たた
ずんでいる父に、私は声をかけまし
た。私も、3歳まで住んでいた家。
「お父さん、育ててくれて、ありがと
う」そう言いながら、私は父の背中を
さすりました
私の言葉が聞こえたようで、振り向い
た父は、その時初めてわたしに弱音を
見せるのです
いつも、威厳のある父が
「2ヶ月には、1回顔を見せて欲しい」と、ポツリと言いました。寂しそう
に、私に同意を求めてきました
珍しく…弱気になっていた父
「わかったよ、お父さん」
「今度、9月に来るからね」
というと、指で数えています・・・
私は、父に親孝行していないと、涙が
溢れました。
私は、父と約束しました
それから
その約束を待たずに、入院してしまっ
た父・・・
お父さん、約束したのに…会えなくな
って、お父さんが…性格が、だんだん
変わっていく。
◯◯から、知らせを聞いたよ
電話をしてきて
何かを、聞いても
言葉にならない父
わからない・・・
お父さん、どうしたの❓️
しんどいね。。。
悲しいね。。。
お父さん
会えなくて、ゴメンね
父を思うこの心・・・
どうか
届いて欲しい❗️❗️
そう願いながら
数日間・・・
過ごしていました
「note」さん、こんな思い
投稿することを、許してください🙇
弟に
変わりはないか❓️と、たずねた
明くる日
父の容態が、急変しました
父は、弟家族に
看取られながら・・・
静かに亡くなりました
知らせを聞いて
かなり動揺しているのが
自分でもわかりました
家事の、後片付けがバラバラで
同じ場所をウロウロ
喪服の用意も揃わず・・・
涙💧が出てきて
少し、正常になりつつ
準備を始めた私でした
勤め先に連絡をし
遠くの父に
会いに行きました
道のりは、いつもより
遠く感じて
空の色も見ることなく
高速をとばしました
実家についてから
いつもの玄関なのに
違う
部屋に入ると
父のお顔にかぶせてある
白い布を
とることが出来ず
私は
ふるえていました
やっとの思いで
父を・・・
冷たくなった父のお顔に
触れることができたとき
私は
ただ泣いて
お父さん…お父さん
と、話しかけていました
言葉にならない話を
何を言っているのか
わからない話を
父に言っていました
現実を受けとめ
落ち着いた時・・・
わたしは
父が
弟家族に看取られたことに
感謝を伝えました
離れている私より
傍にいた家族
すごく、大切なことです
私は、心から、感謝しました
今・・・
長い時間を感じながら
無事に、葬儀を終えて
大阪に戻ってきました
父が、息を引き取るまで
身につけていた腕時計
弟家族は
その腕時計を
父の形見として
私に託してくれました
今、私の左手に
息づいています
父は
とても勤勉な人で
生きることに
一生懸命な人でした
ひと様にたいしての
思いやりは
母と同じぐらい
自分は二の次です
一本気な父は
誤解されることもありました
でも
ひと様から頼られると
断われない
2回も
ひと様の保証人になって
家族が離散
だけど
父は・・・
家族が一番だったのです
私は「お父さんっ子」
と、親戚…兄弟からも
言われていました
学歴のない私が
簿記の国家資格を取った時に
誰よりも
喜んでくれた父
お父さん・・・
いろんな資格に
挑戦する私を
「お父さんの子」と言って
自慢してくれましたね
お父さん・・・
私は、あなたから受け継いだ
心と精神があります
自分は二の次
とまではいかないけれど
少し…似ています
「兄弟仲良く」
と、私に託してくれました
私たち…兄弟4人は
親孝行が出来たかどうか
わからないけど
とても
親を自慢していますよ
お父さん・・・
本当に、育ててくれて
ありがとうございました
わたしは
一番の
「お父さんっ子」です
わたしは
お父さんが
大好きです❗️
お父さん
これからは
お母さんと一緒に・・・
私たち4人兄弟を
見守ってくださいね
わたしは
一生懸命
生きていきます❗️
お父さん・・・
3日間…たくさん泣きましたよ
おとうさん
本当に、ありがとう
あなたの娘で良かった❗️
どうか…安らかに眠ってください🙇
🌸
父のことを
書かせていただきました。
皆さん
読んでいただきまして
ありがとうございました🙇
生きていく力を・・・
改めて…「note」さんから
いただきました。
心から感謝しております。
ありがとうございました🙇