【雀魂】愚形役ナシテンパイのリーチ判断について
東1局 西家 7巡目 役なし愚形テンパイ
親で先制テンパイならば何でもリーチと言う打ち方もありますが、本局は西家で特に出アガリしやすい待ちでもなく、この形で親から追っかけリーチが入ったら寒いので、ここは役なし愚形リーチは自重してピンズの好形変化に期待しました。
次巡、赤⑤ツモ
相変わらずの愚形テンパイではありますが、ドラが1枚入ったことでリーチを打つ理由が出来ました。しかし・・・
リーチ宣言牌が⑤で待ちが⑧と七のシャボ待ち。いかにもカン⑧待ちのモロひかっけリーチがありそうで、このタイミングでリーチを打つのは少し損かな?と思いました。
さらに次巡、ツモ8s
手替わりもしくは空切りが可能であれば、リーチが打ちやすい所ですが、そうそう都合が良い牌を引けるわけでもなく・・・
既に9巡目で、そろそろ他家にテンパイが入っていてもおかしくない状況です。少し悩みましたが・・・
リーチ!
渋々ツモ切りリーチを打ちました。
次巡。手替わりに絶好の4sツモ・・・orz
数巡後。対面から⑧出アガリ
何とか追っかけリーチも打たれずにアガることが出来ました。
手牌を見てみると、対面の親はダブ東メンホンテンパイからの放銃。
そして上家は国士イーシャンテン!? 恐ろしい!!(;´Д`)
やはり自身が安手だと他家の手が高くなる傾向はある気がします。だから個人的にはノミ手のリーチはあまり打ちたくはないのですが・・・
そして対面の親の手牌からは打⑧よりは打東として、メンホンイッツーのダマテンに構えた方が安全だったかと思います。
結果論にはなってしまいますが、これがもし打⑤リーチだった場合はこの⑧の出アガリは拾えなかったかも知れません。本譜は1巡ごとにリーチ判断を迫られて、難解な局面が続いたので取り上げてみました。