第16回 タンギングの練習
みなさん、こんにちは。
最近はすごく大変な本番がひとつあって、
何が大変かというと、曲目がめちゃくちゃ難しいという類の大変さで、
現代曲と括られるジャンルの室内楽の編成でしたが、
久しぶりのこの雰囲気と独特の困難さに痺れました。
その中で一つ気づきが。
以前と取り組み方が全然変わったことに驚きました。
大学生の時は、現代曲が大好きで、
そのジャンルの曲目を練習しまくる時期があったのですが、
その時は本当に朝から晩まで練習してやっと仕上がるか、という感じでした。
私は自分で言えるくらい(笑)練習するタイプだったのですが、
現在は、自分のライフスタイルとライフステージも相まって、
なかなか自分の時間や自分での練習時間を長時間取れる、という環境ではありません。
これが、かえってプラスに働いているなと思ったのです。
大切なことは、ダラダラと練習するのではなく、
コツコツと続けていくこと、なんだと思いました。
大学の授業やレッスンの合間の時間や、リハーサルの休憩時間に主に
練習をしているのですが、この時間にコツコツと長い期間をかけて本番日を目標に仕上げていきました。
そうすと、とてもいい感じで演奏できたんですね。
これは、私が当時現代曲をさらっていた時とは全然違う感覚で、
また新しい自分に気づけたこと、このやり方が今の自分に合っているなと
思える出来事でした。
テスト勉強なども前日に徹夜で持っていくような、
夏休みの宿題も最終日に全部やるような、そんなタイプだったのですが(笑)
今の自分にはそのような長時間をとって短期間でやるやり方は出来ないので、
とても勉強になりました。
何事もコツコツ、ですね。
今回の内容
さて、今回はタンギングについて、具体的な練習方法をお伝えできたらと思っています。
テクニカル的な説明、概要的なことは以前のこの2つの記事でお伝えしています。
タンギングの基本動作、やり方などはこちらを参考にしていただき、
今回は、日々の練習でどのようなことを実践すればいいのか、をお伝えできたらいいなと思っています。
タンギングの練習方法①
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