第3回 正しいタンギングを習得しましょう!
皆さまこんにちは。
クラリネット楽しんでいますか?
演奏をする中で、なかなか難しいなと思う要素の一つとして
"タンギング"があると思いますが、
今回はこのタンギングについて、深く皆様と一緒に考えていきたいと思います!
タンギングとは何のことをいうのか、ということから実際の習得までの練習方法を全てお伝えしたいと考えていますので、
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです!
必ず、正しいタンギングの奏法が身に付くと思います!
クラリネット演奏で大切な3つの要素
クラリネットに限らずですが、
管楽器を演奏するという事は、どのような重要な要素があるでしょうか。
私は3つだけ、大切にしてほしい要素があると思っています。
それは、
シンプルにこの3つが一番重要で、
これらを別々にしっかりと意識的に伸ばしていくことが重要と思っています。
もちろん吹奏楽や室内楽、ピアニストとの共演など
アンサンブルとして演奏する場合には、これらに加え、
・まわりを聴く
・譜面を読む
・指揮を見る
・ピッチを整える
・音程を合わせる
など、アンサンブルとしての要素が、
上に挙げたもの以外にも限りなく注意していかなくてはいけませんが、
"楽器を演奏する"
という個人の単位では、
基本的な奏法を身に付けていく上でも、この3つの要素が大切です。
これらを、よりカッコよく言うと、
ということになりますね!
つまり、ロングトーンの練習もスケールを練習することも、
タンギングを練習することも、
どれか一つのみ練習すれば上達するということではなく、
意識的にこの「3つの柱」を、それぞれ分離して練習していくことが大切です。
今回はこの中でも、タンギングについてお話しさせて頂こうと思います。
(順序としては順当にロングトーン→スケール→タンギングといくべきなのかもしれませんが、一番はじめにタンギングを理解することで上達に差が出るのではと考えました!)
タンギングとは
それではさっそく本題へ入りましょう!
タンギングとは、どのようなことを言うのでしょうか。
例えば、中学一年生など楽器をはじめたばかりの方に、
「タンギングって言葉を最近見たのですが、これはいったいなんのことですか」と質問された場合に、どのように答えますか?!
しっかりと説明が出来れば、今回の記事は必要ないかもしれません(笑)
具体的に、シンプルに出来ないかな…と感じられた方は、
是非、読み進めていってください!
よくあるお答えとして、
「舌を突く」という言葉がありますね!
本当によく聞く言葉で、昔の教則本には当たり前のように明記されていましたね。この言葉を否定するわけではないのですが、
この言葉だけの解釈では、これからお話しする特にスタッカートに用いるタンギングでは説明が難しくなってしまうので、あまり好きではありませんね!
それでは、タンギングとはどのような動作のことをいうのか、
今日からは以下の2つの動作のことだと考えてください!
タンギングは単純に1つの動作ではなく、
2つの動作をコントロールして演奏するんだ!と思ってください。
「付ける」「離す」
このキーワードを軸に実際に練習していきましょう!
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