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「彼の言葉と彼女の言葉」 〜ツァイトフォトサロン石原悦郎と写真家オノデラユキ〜
オノデラユキさんの作品を購入させて頂きました。
購入先のツァイトフォト国立は、以前は東京の京橋にあるツァイトフィトサロンという名のギャラリーでした。
僕が23歳でアーティストデビューするきっかけを与えてくれたギャラリーで、アラーキーや森山大道、杉本博司をはじめ、数々の素晴らしいアーティストを排出してきた老舗ギャラリーです。
当時、作品を購入させて頂いたオノデラユキさんをはじめ、石内都さん、鷹野
オリジナリティとは?(後編) オリジナリティの正体”アホウドリは美しい”
前編ではモノマネの正体、中編では主に表現が伝わる人、伝わらない人の違いについて述べました。
オリジナリティを理解するには以下の5点に気を付ければ自ずと見えてきます。
後編では下記の項目の④、⑤に沿ってオリジナリティの正体に迫っていきます。
①課題曲について考える(中編)
②手段が目的化している人の表現は伝わらない(中編)
③元ネタは隠すのではなく開示するもの(中編)
④歴史、文脈を理
オリジナリティとは?(中編) 表現が伝わる人と伝わらない人の特徴 ”アホウドリは美しい”
前編ではモノマネについて説明しましたが、中編では主に表現が伝わる人、伝わらない人の違いについて述べようと思います。
オリジナリティを理解するには以下の5点に気を付ければ自ずと見えてきます。
①課題曲について考える
②手段が目的化している人の表現は伝わらない
③元ネタは隠すのではなく開示するもの
④歴史、文脈を理解して提示する
⑤自己の問題意識、価値観(アイデンティティ)をはっきり
オリジナリティとは?(前編)モノマネの正体
“目に映らない、他者の工程や思想を形にする力“
まずはモノマネについて模写を例に出して説明します。
以前の記事の抽象画とは?では抽象とは具象の世界から派生したものであり、深く密接に関係していることは理解されたかと思います。
絵を描く上でのスタートとして始める基礎デッサンは自身の“視点や手法を変える、発展させていく“という表現の自由を獲得する為の準備運動だと思ってください。
とにかく表現の自
好き嫌いで判断してしまう日本人
“今、私たちに必要なのは、自己の価値観という物差しを拡張し、目の前の物事を並べて観察しながら判断することができる能力を身につけること“
“判断する“ということを自己の主観だけで行うことは非常に困難で危険です。
前回のアートと非アートの違いって?では、日本におけるアート教育で一番欠けているのは、作品を作家の思想やコンセプト、アートの文脈と共に理解するという点だとお話しさせて頂きました。
これは
アートと非アートの違いって?
“私たちは何に理解できていないのかが理解できていないのです“仕事や対人関係にも当てはまる当然の価値観について。
前回の「抽象とは?まず簡素に簡単に」の記事内容についての下記の様な質問がありました。
“パースや形の狂いは、狙ってなのか、稚拙だからなのかはパッと見て分かるものですか?有名な画家の場合はすぐ分かるのかもしれないですが。“
「抽象とは?まず簡素に簡単に」
https://note.c
抽象とは?まずは簡素に簡単に。
この回では抽象画を理解するためセザンヌ、ピカソ、モランディからデュシャン、ウォーホールを例に出し、わかりやすく、簡潔にお話しします。
まず抽象画の父と言われるセザンヌの理解を深めるところから始めましょう。
ピカソなどの有名な“キュビズム“はセザンヌの作品から派生しています。
キュビズムとは簡単にいうと多角的な視点です。
上記のピカソの作品はキュビズムを非常にわかりやすく体現しています