話しのリズムは合っても内容が噛み合わない時ってありますよねというお話し
こんにちはこんにちは
特養などの高齢者福祉施設でもスマートフォンをお持ちのご利用者さんが増えてきました
そうなるとカット中に
その使い方や待受画面のお話しになる事も珍しい事ではなくなってくる訳で…
と、いう事で今回は
訪問先のとある特養で、スマートフォンをお持ちのご利用者さんとの、ちょっとしたやり取りのお話し
カットの為ケープを巻こうとしたら
「ちょっと兄ちゃん、これ預かっといて」
『わっ!スマートフォンお待ちなんですね』
「写真撮れたりなんやして、何かと便利エエで♪」
『おっ!使いこなしてますね〜凄い♪』
「いや、他にも色々できるみたいやけど使こてんのは写真とLINEだけで、あとはたまぁ〜に調べモンするくらいやな(笑)」
『いやいや、それで十分ですよ(笑)あっ♪待受画面は奥さんなんですね』
「せや♪たまにな…、この画面みて話しかけるねん。…まぁ…何もこたえてくれへんけどな(笑)」
『あっ、ごめんなさい!ご病気でですか?おいくつで?』
「いや、まだ元気に家におるで。でもな〜、足が悪なって1週間程入院したら歩けんようになったんや」
『あ〜、ほなら今は車椅子をお使いで?』
「いや、リハビリ頑張りよって元気に歩いとるよ♪昼から面会に来てくれる言うとったわ♪」
まぁ〜ね
会話が噛み合わない時は、こんな風にトコトン噛み合いませんよという
ただそれだけなんだけど何とも微笑ましい世界線のお話しなのでした(笑)
おしまい