3/20 東京からの帰路、カレー富士山ほうとう銭湯
東京は馬込にあるケイさんの家に泊めてもらい、僕が起きたのは11時ごろ。めちゃくちゃに寝まくってしまってた。みんなそれぞれの時間に起きて過ごしてたっぽくて、畑だけは先に帰っていた。
ケイさんの家を出たらみんなでバスに乗り、結構長いこと乗って下北沢へ向かった。昨日お酒が入っていて車を下北沢のベースメントバー近くの駐車場に置き去りにしていたので、とりあえずそこに向かった。
降車したのは車からちょっとだけ離れたバス停で、駐車場までの道中に「なんか変なところある」とケイさんが案内してくれたところに寄った。なんか変なところ……、いざ到着してみると、ご飯が食べれるなんか変なところだった。
"BONUS TRACK"という名前のフードコートみたいなところで、おしゃれな個人店が立ち並ぶ超おしゃれな場所だった。ルーロー飯とか和定食とかパンとかチーズケーキとかあった。僕は下北沢にいるせいか、下北と言えばカレー！みたいなザ・田舎者思考のもと、「カレー食べたい」とここに来るまでも散々言っていたので、ほぼ迷わず即決でカレーを頼んだ。
カレーめちゃくちゃ美味かった。アサリのカレーとチキンカレーのプレート、カレーはもちろん付け合わせのものたちがやばいぐらい美味しかった。めちゃくちゃ満足だった。
ケイさんは僕と同じカレー、シマツーはおでんとまぐろたたき丼、まつりちゃんとハヅメは違う店のカレーを頼んでいた。まつりちゃんとハヅメが頼んでたカレーは結構時間がかかっていていて、2人が受け取ってくるまでに僕はもう食べ終えてしまっていた。
みんなはまだ食べていたが、僕は食べ終えたらすぐにうんこをしに行った。まずトイレの場所に迷い、ようやく見つけたトイレでは3日分ぐらいのうんこをしたので、かなり長いことみんなの前から消えていた。戻ってきたらシマツー以外のみんなでチーズケーキを食べた、めちゃくちゃ美味しかった。
チーズケーキを食べ終えたらBONUS TRACKを出た。車に乗り込んでケイさんとの別れ。「見えなくなるまで手を振るよ！」という宣言通り、最後の最後まで手を振ってくれていた。ケイさんはたまにしか会わないけど、会うたびになんだか印象のある時間を過ごしてる気がする。今回はいきなり5人で押しかけて泊めてくれて本当に助かった。なんかで返したいな〜〜
下北沢を出たら、まだ時間あるしどっか寄るか〜〜と話していて、通り道にある富士山を観に行くことに。日が上がっているうちに富士山を観るにはちょっと急がねばならないので、3~4時間ほど割と急ぎめに車を走らせた。
着いたのは山中湖という、富士山のすぐ近くにある湖。ギリ明るいうちに間に合って、雲もそこそこ晴れていた。でけ〜〜〜めちゃくちゃかっこいい〜〜〜そして寒い……、ちゃんといい感じにドカンと富士山を感じれた。
ゆっくり富士山を観ながらタバコを吸い、ひとしきり大地を感じたら、そこからすぐのところにある店へ車で向かった。時間は夜の18時半ごろ、もうお腹がだいぶ空いていて、"ほうとう"というご当地料理を食べるべく、グーグルレビューでとんでもないぐらいいい点数がついていた店に来た。
薄くて太い麺という情報だけは知っていたが、実際のところほうとうが何かは分かっていなかった。味噌っぽいような粕汁っぽいような、ともかく鍋。具がたくさんある鍋にモチモチの薄いうどんみたいなのが入ってた。
衝撃的に美味しかった、こんな美味しいものがこの世にあったとは……。優しい味なのにしっかり味が濃いというか、まじでめちゃくちゃ身体が喜ぶ味だった。ほうとう自体がすごいのかこの店のがすごいのかはわからなかったが、機会があればまたほうとうを食べたい。
ちなみに僕とハヅメとまつりちゃんは割とスタンダードなものを食べたが、シマツーだけはめちゃくちゃ悩んだ末にカレーほうとうというものを食べていた。一口もらったが、美味しかったけどめちゃくちゃ辛かった。シマツーは汗だくになっていた。
ここのご飯は「運転ありがとう」ということでシマツーとハヅメが奢ってくれた。ほんまに美味しかった、幸せだった。
ご飯を食べ終えたら静岡の駅近くへ、車で2時間ほどかかった。まだまだ時間的には余裕があったのでひたすら下道で進み、桜湯という銭湯へ向かった。古くて可愛くていい感じの銭湯。おじいちゃんとおばあちゃんが2人でやってて、創業94年らしい。戦前からやってる店って、まじですごいな〜……。
湯の温度もちょうど良く、ラベンダー風呂もよかった。あと個人的にジェットバスの威力が高かったのが気持ちよくて嬉しかった。店内で買ったモナ王は中身が凍ってびしょびしょになっていた。
風呂を出たのが23時ごろ。もうここからは真っ直ぐ大阪に向けて進んでいった。しかしめちゃくちゃ眠くて、まっすぐ帰れれば下道で帰宅できる時間ではあったのだが、結局僕もまつりちゃんも途中でダウンして休む時間が生まれてしまい、途中から高速に乗った。
もうこの辺りは僕は完全なノックダウン、ほぼ寝てた。まつりちゃんがふらふらになりながら運転してくれ、気づいたら大阪に到着してた。僕らが目覚めたとき、とっくに限界を迎えていたまつりちゃんは赤信号に突撃しかけていた。そんなところまで追い詰めていただなんて、本当に申し訳なかった……。でも死ぬほど眠かった。
マクドで朝マックを買い、無事帰宅。うちでみんなでWBCを観ながらマクドを食べた。シマツーはWBCを観れて嬉しそうだった。
シマツーとハヅメは少ししたら帰って、僕とまつりちゃんは死んだように眠った。フラフラで入る布団は凄まじく気持ちく、身体がぼーっと落ちていった。いい旅だった。