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2024/10/1 諏訪、めっちゃ良い!

9/30〜10/1の2日間の日記。

9/30、朝は10時ごろに瓦レコードの跡地で起床。女の子は2階、男の子は1階で寝るというルールだったので、まつりちゃんは上の階に泊まっていた。女の子はまつりちゃん一人だったっぽい。下の階には僕と、あとどこか遠くからやってきたらしいお兄さんが一人。起きたらまだ寝ていた。

そのお兄さんとゆるっと喋りながら一服し、瓦レコード跡地を後にした。多分次にきたら宿になっているのかな、と思うので、そう考えるとこんな感じでゆるゆる入り込めるのはこの日が最後だったのかな〜〜と思う。

瓦レコードの跡地


車で松本を出発。この日は丸一日空いていたので、長野県の諏訪というところをのんびり観光することになった。大阪への帰り道とは真逆の方向なので、そんなに遠くはないにせよ来たのは初めて。

古さと新しさのバランスが絶妙によく、老舗がいい具合に残っている街並み。でかい神社が場の観光の指針になっているから、無理な発展もなければ無理な取り壊しもない感じなのかな、と思った。熊野にちょっと似てた。

通るだけでワクワクする街並みだった。

饅頭屋

まず最初に立ち寄ったのは饅頭?羊羹?屋さん。饅頭が有名らしいのだが、まだ12時過ぎなのにもかかわらずこの日は売り切れだった。予約してないときついらしい。大人気すぎる。

家に持って帰って食べる用の塩羊羹、それから抹茶の粉みたいなやつがいっぱいついた団子みたいなやつを買った。めっちゃ美味しかったけど、なんなのかはよくわからなかった。

抹茶みたいなやつがついた団子みたいなやつ


団子を食べた後、時間的にお腹が空いていたのでちゃんとした昼ごはんを食べに行った。"塩天丼"で商標を取っているというお店らしかったので、色々メニューはあったけどとりあえず1番ベタな塩天丼を頼んだ。

ふりかけと塩で味付けされた天丼、思ってたよりも味はしっかりしてて美味しかった。

店員のおっちゃんとちょっと話した、hydeが好きらしく、りんご音楽祭にも昔来たことがあったそう。りんご音楽祭でかいな〜と改めて思った。

塩天丼

ご飯を食べ終えたら、店のすぐ目の前に諏訪湖があったのでちょっと覗いてみた。

こういう湖って、湖畔が田舎っぽいのが多いイメージなのだが、この諏訪湖の周りは割とでかいビルが多かった。森っぽさと街っぽさとが混じってる感じ、独特で不思議な感じがした。

諏訪湖

それから、湖に波が少ないというのと、葉っぱがめちゃくちゃ生えてるのとで、湖が陸みたいに見えた。実際に浅かったのかもしれないが、観たことない感じでこっちも不思議だった。


諏訪湖をある程度眺めたら車に乗り込み、近くにある銭湯へ向かった。"菅野温泉"というところ。

菅野温泉の入り口

入り口からもうすごかった。レトロという言葉は最近"おしゃれ"という意味を多く含んでる感じになってきているけど、そんなレトロを大きく飛び越え、歴史の重さみたいなのを感じる外観。

ツバメの巣が天井にいっぱい着いているビルの廊下みたいなところの中に銭湯はあった。

ビルの廊下
ツバメの巣がいっぱい

番台が電話ボックスみたいになっていて、中におばあちゃんが座っていた。ちょっと忘れたけど、明治16年?からやっているらしい。浴室にはでかい浴槽が一つ、お客さんは一人もいなかったので貸切。

鏡広告は一つもなくシンプル、そのおかげででかいタイル絵の存在感が増していた。

菅野温泉

番台のおばあちゃんともちょっと仲良くなり、心も体もあったかい感じで先頭を出た。めちゃくちゃいい風呂だった。


アイス

風呂を出たら、すぐ目の前にあった食彩館でアイスを食べた。酒粕アイスというのを頼んだ。かなり美味しかったのだが、酒感があまりに濃すぎるので途中でちょっとしんどくなった。


諏訪大社 下社

アイスを食べたあとは、さっき饅頭を買った時に「ここかっこいいな」と言いながら見ていた神社へ行った。この付近で有名な神社の『諏訪大社』というところで、その"下社"というやつだった。上社と下社があるらしい。

でかいしめ縄と樹齢600年ぐらいの松の木がかっこよかった。ちょっと涼しいのがより神社の風格みたいなのを引き立てててずっと気持ちよかった。


Tomy

次に向かったのはTomyという喫茶店。まつりちゃんがずっと行きたかったらしい店で、入り口から可愛かった。

まつりちゃん

おじいちゃんのマスターがスーツで出てきて、にこやかに出迎えてくれた。2階建てで優しい空気感の可愛らしい店内、常連のおばあちゃんが研ナオコみたいな喋り方してて面白かった。

焼きたてのワッフルが食べれるとのことなので、まつりちゃんと1個ずつ頼んだ。僕が頼んだチョコワッフルも普通に美味しかったけど、まつりちゃんが頼んだチーズワッフルは甘いのとしょっぱいのとが混じった食べたことのない感じで美味しかった。

店内
ワッフル


Tomyでかなりのんびりしたので、店を出たら外はだいぶ暗くなっていた。そこそこ時間も遅くなっていたので、そろそろ帰るかなって感じではあったものの、せっかくだし"上社"のほうもちょっと観に行くか〜〜って感じで覗きに行った。

時間的に閉まっちゃってるところとかが結構あったので端から端まで観れたわけではなかったが、上社の方もデカくてかっこよかった。

諏訪大社 上社
まつりちゃん


諏訪大社を出たら19時ごろ、翌日にはもう仕事が始まるので、ここからようやく帰路についた。

その通り道、グーグルマップ上でスフィンクスがある(?)とのことだったので観てみた。

ちっちゃかった。

スフィンクス

僕が運転して車を3時間ほど走らせた。ちょっと眠かった、ずっと「これ以上眠くなるとやばい」のギリギリのラインだった。そしてまつりちゃんも眠かった。

このまま大阪まで直行はだいぶ危ないな……ということで、通り道にあったラブホに入った。

ホテル
ベッドが船

バブルにできたっぽい壮大な内装、かわいいし笑える。深夜に来れる、安い、可愛い、ラブホは普通にホテルとして優秀だなといつも思う。

シャワーを浴びたらすぐに眠りについた、かなり眠かった。


そして翌日10/1、朝は7時前に起床。この日は12時からゲストハウスの掃除があるので、そこそこ飛ばし気味に大阪の方へ向かった。

途中のサービスエリア

乗っている車はまつりちゃんの親戚の車で、京都の木津に返さないといけなかったので、宿のあった岐阜から2時間ほどかけて木津へ行き、無事問題なく車を返却。

そこからはバスと電車を乗り継いで千鳥橋へと向かった。

木津

千鳥橋に着いたのは11時半ぐらい、ちょうどいいぐらいの時間。

旅行に行って帰ってくるのってだいたいいつも夜なので、昼に、しかも車じゃなく電車で帰ってくるとちょっと変な感じがした。

そして、見慣れた景色を見た瞬間、大好きな店のことやパーカッションのことを急に思い出し、なんだか嬉しくなった。好きな町で好きに過ごしてるんだな、と思えて嬉しかった。


ちいやんのまかない

ゲストハウスの掃除をまつりちゃんと一緒にして、夜はちいやんに出勤。帰ってきた時はワクワクしてたけど、この日は別に何も面白いことはなかった。

明日から。

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