撮影始まりました。
前回の投稿からずっと撮影準備をしていた。
監督、撮影、録音各自先生に指導を受けながら準備を着々と進んでいた。しかし、今年はコロナ禍での制作になる。準備は上記よりもコロナ対策が最重要事項である。
コロナ対策は、プロの現場の情報を先生から、またはYouTubeにあるメイキングなどを参考に行った。具体的には
・必要最低限の人員で撮影を行い密集を避ける
・本番以外は窓を開けるなど密閉環境を避ける
・ソーシャルディスタンスを意識し密接を避ける
・マスクだけでは熱中症になる恐れがあるためフェイスシールドを使う。
・小まめに消毒を行う
・毎日午前午後の2回検温を行い日常的な体調管理を行う。
・特に8月に入ってからは居酒屋など感染リスクのある場所へは意識的にいかないようにする。
など。
これらの他には録音にフォーカスしていうと
・ワイヤレスマイクを役者につける際はマイクの消毒を徹底して、かつ役者さん本人が体に身に付けるようにしてもらう(普段は録音助手や助監督、衣装担当さんなどがつけることが多い。
・普段は録音技師、助手2人を心がけ下級生などの手伝いを呼ぶことがあるが、不特定多数との関わりは感染リスクを上げるので今年は班の録音コース2人で録り切る。
といったことが挙げられる。とにかく例年の何倍もの制約付きの卒制である。卒制を行うことができるだけでもありがたいことではあるが、流石にここまでの制約があると学生の力だけではうまくいくか心配なところだ。
とまあ例年以上に大変な準備作業を経て撮影が始まった。まだまだ経験不足な我々だが、ソーシャルディスタンスなどには気を使いながら、映画作りを行える喜びを日々噛みしめて撮影に臨んでいる。
より詳しいレポートは全ての撮影が終わった頃に落ち着いて書こうと思うので、今回は短いがこれで終わりにする。明日も撮影は続く。このまま無事に撮影を乗り切れるように一層気を引き締めていく所存だ。