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競合を甘くみない(2023.07.28)

前提として、これでもかというくらいチェックして、あらゆる可能性を吟味し、問題を洗い出し、後悔のないよう、とことん考え抜かなければいけないです。

良い戦略が多少考えついたところで、イケると思って前向きさや熱量でごまかしてもいけないし、自分たちの実力をネガティブに低く見積もって、それでも勝てる戦略を描かないと意味がない。

ここを楽観的に考える人が多い。報告とか共有をもらう際に競合の出来てない話はよくきくけど、競合の優れているサービス内容はあんまり聞く機会がないことが多い。

でも、当然ですが人間の能力は、基本的にあんまり変わらないので、自分達だけ圧倒的にできているという状態は簡単につくれないです。

うまく捲れない人たちの特徴で、競合のトップラインにあわせず、ボトムラインのできてないこと、失敗した例などにばかりに目がいって、競合を甘くみる傾向がある組織はうまくいかないことが多いかなと思ってます。

自分達が考えているようなことは、だいたいは競合も考えているし、自分達がやっているようなことは、だいたい競合もやっている。
残念ながら、それが現実です。

戦略を考える際には、競合に勝つ為には競合が嫌がることや、相手を出し抜くようなこともしないといけない。
とにかく「徹底的に敵をへこます」、新しい領域であればもう勝ち目がないと思わすくらいとことん勝ち切る戦略を描く。

あとはマーケットニーズの勘違いをしている人も意外といる。
今、どこかの会社がこういう風にやってるからって、それをマーケットニーズだと思う人がいるけど、必ずしもそうじゃないし、マーケットニーズを捉えてたら、圧倒的なプレイヤーになれている。

なれていない理由が必ずあるということは意識した上で、マーケットニーズを汲み取らないと意味がない。

また市場競争は相対的であるので、自分達が頑張ってる、頑張ってないとかは関係ない。
自社や自分の提供しているサービスを評価する際に、競合のサービスレベルをどう考えているかが大事。競合を甘くみている人には結局、同質化しかできないと思う。

競合の最高のサービスレベルを常に意識して、サービスのレベルをあげていきましょう。
頑張りましょう。

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