Kosuke.K

プロダクトをつくる仕事を主にやっています。

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プロダクトロードマップの考え方

一番最初に注意として、たいそうなタイトルを付けていますが、個人的に考えていることをまとめてみようと思って書いたものなので、これが正解でもないし、間違っている可能性もあるというのは理解いただきたいです。 今回はプロダクトと書いたのですが、広告プロダクトという立ち位置で書いてますので、世の中のtoCなどのサービスのプロダクトとは考え方としては異なります。 基本的な考え方 分かりやすく、開発工数とインパクトで区分するとこんな感じになるかなと思います。 ①開発工数(小)×イン

    • 競合を甘くみない(2023.07.28)

      前提として、これでもかというくらいチェックして、あらゆる可能性を吟味し、問題を洗い出し、後悔のないよう、とことん考え抜かなければいけないです。 良い戦略が多少考えついたところで、イケると思って前向きさや熱量でごまかしてもいけないし、自分たちの実力をネガティブに低く見積もって、それでも勝てる戦略を描かないと意味がない。 ここを楽観的に考える人が多い。報告とか共有をもらう際に競合の出来てない話はよくきくけど、競合の優れているサービス内容はあんまり聞く機会がないことが多い。

      • 時間の使い方(2023.07.21)

        先日、別の会社の人と話していて社長が経費精算のチェックを全てしているという話がありました。 前提として、その考え方が悪いという話ではないです。 実際に日本電産の永守会長が1円の稟議ですら全てチェックしているというのもありますし、会社の風土というものでもあるかなとは思います。 ただ、個人的に思うのは事業を成功させる上で「何に時間を使うのか」というのは非常に大事な考え方だと思っています。 稟議全てに目を通していて、例えば月5-6時間使っていたとすると、その5-6時間はもっと違

        • マネジメントへの期待(2023.07.14)

          色々な人と話してるとマネージャーや役職者への期待値が異常に高いなと思う時があります。何なら神格化してるのではないかと思うくらいの人もいたりします。 マネジメントしてる人としてない人の差は責任範囲の違い、要は役割の違いだけです。 ICの人は自分の出すべき成果に責任を持ちますが、マネージャーは組織成果に責任を持ちます。 勘違いしてる人も多いですが、そこに上下の優劣はありません。 偉い、偉くないもないですし、あくまで役職は責任範囲を明確にしてる飾りです。 ちなみに個人的には「

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        プロダクトロードマップの考え方

          どこにプライドを持つか(2023.07.07)

          色々と人と話していると感じるのが、この人はどこにプライドを持っているか。ということ。 これは自分なのか、自分の仕事になのかで全然違う。 自分にプライドを持つと、知らないことを分からないと言えなくなったり、変なプライドが邪魔して、自分がストッパーになってしまう。 自分を凄く見せたり、成果を誇張したり、俺を評価してくれっていうタイプのよく世の中にいる「For me」の人です。 逆に仕事に対してプライドを持っていると、それを成功させるために変なプライドは除外して物事を進めるこ

          どこにプライドを持つか(2023.07.07)

          大事なことはたいていめんどくさい(2023.06.30)

          この言葉、宮崎駿監督がテレビで言っていたので、聞いたことある人もいるかと思います。 「面倒くさいという自分の気持ちとの戦いなんだよ」と。これは仕事のおいてもまさにだと思うのですが、めんどくさいからやらないというものは意思決定において最も間違えている判断になるかと思います。 ・社内調整するのがめんどくさい ・きちんと資料をつくることがめんどくさい ・上長に説明/上申するのがめんどくさい ・稟議をあげるのがめんどくさい など、多くのめんどくさいがあると思います。 ただ

          大事なことはたいていめんどくさい(2023.06.30)

          答えを正解にする力(202306.23)

          新規事業などをやっていると向いている人と向いてない人がいるなというのを凄く感じる時があります。 堀江さんが過去に「賢いやつより馬鹿なやつが起業に向いている」というニュアンスの発言をしていましたが、これにも概ね同意することができるなと思っています。 学校の勉強を頑張ってきた人たちに多く見受けられるものがあって、答えを「求める」力が優れているというものがあると思ってます。 学校の勉強やテストは答えがあって採点されるので、答えを求める力や導き出される力は鍛えられますし、それが特

          答えを正解にする力(202306.23)

          いつ頑張るか(2023.06.16)

          色々な年代の人と話していて凄く残念だなと思うことに「来週から頑張ります」という人。 言い方は悪いけど、今、この一瞬を頑張れない人はいつまで経っても頑張れないと思う。努力をする、頑張るというのは、思ったその一瞬から努力をし始めないといけない。 来週から頑張ります。 次から頑張ります。 自分もそうなんですが、こう言ってる人はだいたい頑張り切れない。 だって、それを言ってる時点で自分への逃げ場や甘やかしをしてしまってる。 今の自分に勝てない人は、誰にも勝てる訳がない。 頑張

          いつ頑張るか(2023.06.16)

          小さくまとまらない(2023.06.09)

          いろんな人と話したり、大学院で勉強してて強く思うのが「小さくまとまらない」ということが凄く大事だと思う。 何かをやろうとしても、少し頑張ればある程度の成果は出るところで、だいたいの人が満足してしまう。 何かにチャレンジしたいと思ってても、そこそこのところで終わってしまう、やめてしまう。 たかだか20代、30代、40代って人生の半分も終わってない中で自分の可能性を狭めることに何の意味があるのかと思う。 例え、40歳でも昨今の医療の進化を考えれば人生の折り返しでもないし、ま

          小さくまとまらない(2023.06.09)

          発信すること(2023.06.03)

          今回は週報を始めて2ヶ月ほど経ったので「発信すること」について書きます。 週報を始めたきっかけとしても、どうしても複数の会社が関わると普段接する頻度が低くなってしまって、その人がどういう人なのか、何を考えてる人なのかなどが見えにくくなります。 そういうものを少しでも緩和することと、アウトプットを繰り返すことによって、より思考の精度を高めるというのを目的にしています。 アウトプットの精度はアウトプットをした数に比例していくと個人的に思っています。インプットが重要だと考えら

          発信すること(2023.06.03)

          タイトル(肩書き)について(2023.05.26)

          特定の誰かの話じゃないんですが、タイトルにこだわる人がもったいないなと思ってます。 何らかの目的(経営者になりたいとかでも)を達成するための手段としてはいいけど、なることをゴールにしてたりとか、なる人が偉いという勘違いをしてる人が割と多かったりする。 前提として、あくまでタイトルはそれぞれ役割の話であって、誰が偉いとかそういうのはない。 あくまで何に対して責任を持つかの違いであって、あの人はMgr.だから、部長だから偉いとか全くないし、気にする必要もない。 例えば大手や

          タイトル(肩書き)について(2023.05.26)

          目標(2023.05.17)

          組織として年間、半期やQ毎に目標を決めるのが一般的ですが この目標を決めるときに超当たり前の大事な2つの要素について書きます。 こんなの当たり前、知ってるわ、やってるわって人の方が多いとは思っていますが、そうではない人もいるかと思うので、改めて書きます。 1.目標は必ず120%以上のストレッチ目標を引く これも当たり前だろって言われるとは思いますが、基本的に100%を狙って頑張った時にはだいたい80%くらいで着地することが多くて、たまに100%を超える時は得てして運や偶

          目標(2023.05.17)

          努力の貯金(2023.05.10)

          僕は、よく社内外問わず、会食でもこの話をするので聞いたことある人もいる気はします。 現在、評価や信頼されている人、成果を出している人など色々と会社にもいます。 こういう人たちでも慢心があって落ちていく人たちも多く見ます。今の自分のポジションは過去の自分の努力がつくったものであって、未来の自分には今の自分が努力しないと実力も落ちていくというのを気付きにくいから、気付けば戦力外、何なら老害みたいな状態になるのかと思っています。 過去の努力によってつくられた成果や実力は、当然

          努力の貯金(2023.05.10)

          責任者(2023.04.26)

          よく言ってるのですが、責任者が本気じゃないチームは最低だと思ってます。 責任者がこれくらいでいいだろうと思ったり、安易に妥協したり、出来ない(やらない)言い訳ばかりしてたら 働くメンバーが本当に報われないし、その腐った根性がみんなに伝播してしまう。 例えば、よくあるのがなかなか目標が達成できないチームがあった時に 責任者が 「忙しいから仕方ないね」 「頑張ったんだけど惜しかったね」とか 言ってるチームは本当に最悪。自分がそこに本気じゃないのにチームのメンバーがやる訳が

          責任者(2023.04.26)

          諦めない姿勢(2023.04.19)

          直近のMTGなどをしていた時に、営業の人で姿勢が素晴らしいなと思ったので、その点について書こうかなと思います。素晴らしいと感じた点は最後まで諦めずに少しでも売上を積むためにアクションをし続けているという点です。 何か大きな目標を目指している時や、最後まで諦めずに頑張っている姿は本当に素晴らしいことですが、一部の心ない人から見ると滑稽に見えたり、無駄な努力として映ってる時があります。 これが若手や能力が足りてないと余計そう見える時があります。 (本当はただのノイズだと思って

          諦めない姿勢(2023.04.19)

          意志を持つこと(2023.4.12)

          仕事を進める上で、分からないことや相談したいことというのが出てきたりすることもあると思いますが、その時によくない問いの方法としては「どうしたらいいですか?」などと全てを相手に委ねてしまうような聞き方はすべきではないです。 これのよくない点はいくつかあるのですが一部を書き出すと ・自責になりにくい うまくいかなかった時などに、言われた通りやったのにみたいな形で自責思考にならない ・思考停止してしまう 相手に委ねてしまうというのは、自分で考えなくなる。そうなると自分自身の思

          意志を持つこと(2023.4.12)