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時間の使い方(2023.07.21)

先日、別の会社の人と話していて社長が経費精算のチェックを全てしているという話がありました。

前提として、その考え方が悪いという話ではないです。
実際に日本電産の永守会長が1円の稟議ですら全てチェックしているというのもありますし、会社の風土というものでもあるかなとは思います。

ただ、個人的に思うのは事業を成功させる上で「何に時間を使うのか」というのは非常に大事な考え方だと思っています。
稟議全てに目を通していて、例えば月5-6時間使っていたとすると、その5-6時間はもっと違うことに使えるはずです。

極端な話で5-6時間あれば、事業戦略を決める半日合宿もできますし、もっと企業価値や売上を向上させる動きをすることもできると思います。

もちろん経費の管理などは大事ですが、それこそ経理の責任者に委譲していくべきだと思っています。

前段が長くはなってしまいましたが、
過去の経験上で責任者の人に意識すべきはQでも半期でも「何のアクションが一番重要か」を常に考えて、それを決めたら少なくとも7割以上をその時間に注力するべきです。

時間は人が全て平等に与えられた時間なので、自分だけ増やすことも出来るものでもないので、その限られた時間の中で何に使うかとなると、もっともインパクトが見込まれることにとにかく時間を費やすというのがよいと考えています。

「この事業での一番のレバーは何ですか?」と聞かれたら
「〇〇です」と一つに絞れるくらい考え抜くことが大事で、それが決まったら行動も極端に振ってしまうべきだと思います。

満遍なくやっていて大きな成果は出ることもないですし、これが重要だと思ったら思い切りそこに時間を使う。

それ以外の時間は断捨離して、やるもの、委譲するもの、やらないもの(捨てるもの)を明確に決める。
シンプルにいうと、ただそれだけです。

成果に向かって愚直に頑張っていきましょう。
頑張りましょう。

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