マネジメントへの期待(2023.07.14)
色々な人と話してるとマネージャーや役職者への期待値が異常に高いなと思う時があります。何なら神格化してるのではないかと思うくらいの人もいたりします。
マネジメントしてる人としてない人の差は責任範囲の違い、要は役割の違いだけです。
ICの人は自分の出すべき成果に責任を持ちますが、マネージャーは組織成果に責任を持ちます。
勘違いしてる人も多いですが、そこに上下の優劣はありません。
偉い、偉くないもないですし、あくまで役職は責任範囲を明確にしてる飾りです。
ちなみに個人的には「部下」という人は好きではありません。
世の中の人には「メンバー」で統一してほしいなと思うくらいですw
なので、当然マネジメントの人よりICの人の方が詳しい、優秀などもあります。求められる能力が全く異なるので。
Amazonのリーダーシップ・プリンシプルに「Are Right, A lot」という言葉があります。これはリーダーは多くの場合、正しいという意図されています。
どんな優れたリーダーであっても間違えることもあるので、何か違うと思う判断や疑念などは建設的に議論を行い、それが間違っていた場合は考えを反証することもいとわないというものです。
これはとても大切な考え方だとは思うので、繰り返しですが役職は飾りなので、盲目的に信じるのではなく、こうした方がいい、こうあるべきなど思うことがあれば真摯に議論をしていきましょう。
それを否定するような人はリーダーであるべきではないと思っています。
組織として、事業として、どうあるべきか考えて行動していきましょう。
頑張りましょう。