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【本まとめ】理不尽に逆らえ 著:堀江貴文

理不尽に逆らえ 著:堀江貴文

好きな人生を生きるために、理不尽さには徹底的に逆らうべきである。

現状に甘んじて、不満や文句を垂れ流していても人生は好転しない。
環境や状況が理不尽だと思ったら、正しく論理的に逆らうべき。

謎ルールには徹底的に逆らう。
社会が押し付けてくる謎ルール。蔓延っている無駄な慣習に従う必要は、全くない。それらは全て無駄である。

馬鹿なコメントを相手にしない。
自分の人生を生きていない人があまりにも多い。
自分とは関係ない他人の人生に口出しばっかりして、無意味な時間を過ごす。無視するか、一言キレたら終わり。
どうぞ、自分の人生を生きてください。

外野からの批判をいちいち気にしない。
新しいプロジェクトに挑もうとするならば、理不尽な批判には基本的に耳を貸す事は無い。
成功のためにしつこくトライしているときにそんな時間なんてあるわけない。人生を邪魔する以外の何物でもない。
そんな時間があったら自分の力を正しく使うことに集中しろ。

マイナスな言葉をポジティブに言い換える。
自分のコンプレックスを負い目に感じることも、悲観的になる必要も全くない。今もこれからも職業なんていくらでも作れる。
とにかく自分が好きなことをやってポジティブに考えて、できることをやっていけばいいだけ。
そのためにもネガティブな言葉をこの世からなくして、ポジティブワードにすることが先決なのだ。

点と点とを繋ぐ。
目の前のことに没頭しろ。
このことに対して長期的な目標や行動指針を立てた方が効率的なのでは?という反論が出る。
この反論は大いに間違いである。何故かと言うと未来の事は誰にもわからないからだ。
より多くのことをより深くやっていれば他人よりも差をつけることができる。
自分の人生に関係のない人に理不尽で不合理なことを言われようとも、確固たる考えさえあれば何も気にすることは無い。そして、その点に没頭することが最適の行動である。

色あせた社会倫理から自分を守る。
職場のルール、学校のルール、近隣のルール。
人によっては家庭内にも窮屈な決まりが存在するかもしれない。
それら全てにまともに従う必要なんてない。
化石のような人種は、いつの時代にも存在する。
感情的に批判をしたり、逆らったりしてみても、現情は何も変わらない。
そういう人間には、ロジカルに異議を唱えること。

既存のシステムに抗え。
現代社会は大いなる改革革命の時にある。
現代社会で正しく生きるには、今当然のものとして受け入れられている学校教育、婚姻制度等の古い無駄なシステムを、
「本当に必要なのか?」と疑う力、そして、「そんなものいらない」と既存のシステムに抗う力こそが必要なのだ。 

切り取られた一言に騙されるな。
ビジネスでも友達関係でもちょっとした一言が切り取られて一人歩きすることが多々ある。
そんな時は、「まぁいいか」「大した事じゃないし」とならずに、すぐに反論するべきだ。
一人歩きした言葉になびくような人間関係は、いらない。

変わらぬ友情を強要する者へ。
人間の価値観や関心は常に変化する。
時間とともに自分の居場所は変わっていく。
そうすると、それまで付き合ってきた友達と話がぎこちなくなってくる。
相手と話が合わないと少しでも感じたら人間関係を躊躇なく切る。
「人間関係を断ち切るなんて、自分にはできない」と言う人もいるかもしれないがそんなことはない。
誰でも、進学や就職等で人間関係を切り替える経験をしているはずだ。
「長い付き合いの友達が何十人もいる」という人は、世間的には評価されるが、新しい変化に対応出来ない人間だという可能性が強い。

「吊るし上げ願望」に同調しない。
功なり名を遂げた有名人を、事実関係がどうなっているのかなんて一切関係なく、人民裁判にかけて無理矢理おとしめてニヤニヤしたいだけの低俗な人間が多い。
成功して有名になった人と言うのは、必ず言いがかりのようなことを言われ、気分の悪い思いをさせられる。
彼らの言う事は一見、正論に聞こえる。だが、真に受けてはいけないし同じように吊るし上げの一端を担うなんて事はあってはならない。
冷静に背景を見るべきだし、考えるべきだ。何よりも、自分と関係のない事柄に首を突っ込むべきではない。
自分の人生を必死に生きていたら、そんな暇なんてないだろう。

他人の幸せに嫉妬する人を無視する。
自分の人生について考えずに、他人の人生の事ばかり気にしている人が驚くほど多い。
他人の幸せに嫉妬する人間になったら、終わりだ。
嫉妬なんかする暇があったら、自分のことに集中すればいい。
他人のことは自分でどうすることもできないが、自分は1秒で変えることができるし前に進むことができる。
嫉妬される側になった時も、いちいち構っていてもしょうがない。
今自分がやるべきことに集中すればいい。

おススメ度★★★★☆

【読了後】

堀江貴文の、明快な考え方が大好きだ。
「吊るし上げ願望」、「他人への嫉妬」の項目は自分自身も体験しているが、本当に本書にある通りだと思う。
自分の人生を生きていない人が多すぎる。他人の人生に首を突っ込み、口を挟み、何がしたいのか分からない人間が多い。そして、それは大半が結果を残していない人間だが、結果を残している人間にも、こういう輩がいて、面白い。
ただ、放っておいてほしい。自分の人生は一回きりで、関わりあっている暇はない。
自分自身既存の古い馴れ合いを抜け、どんどん前に進んでいく。この曲を聞いてみてほしい。

強く生きることは、簡単なことではないのかもしれないが、下げたくもない頭を下げて、自分の誇りを捨ててまで何かにしがみつくことは、絶対に出来ない。
読者の皆さんも、しがみつくのも、妄信するのも、従うことも、もうやめよう。自分の人生を生きるために生まれてきたんだ。


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