Rhinoとgrasshopperの導入
Rhinoとgrasshopperを身につけるための方法を解説します。
※この記事はシリーズになっておりますので、初めての方は下の記事をご覧ください。
Rhinoとgrasshopperの導入
3DモデリングツールであるRhinoは、90日間の無料体験版をダウンロードできます。
しかし、学生であれば、4万円で買い切り(大人は16万円)ですので、購入することをお勧めします。
grasshopperは、ビジュアルプログラミングという方法で、直感的にプログラミングができるRhinoのプラグインツールです。
Rhinoをダウンロードすると自動でインストールされます。
ここでは、これらの使い方はメインではないので、優良なサイトと本を紹介します。
1:Rhino-GH.com
無料で信頼度の高いサイト、初学者向け
trainingコースは必修
まず最初にやりましょう。
2:Parametric Design with Grasshopper 増補改訂版 建築/プロダクトのための、Grasshopperクックブック
grasshopperの使い方が第一章に密度高く記載されています。
情報が詰まっていますので、2日ほど缶詰になれば終わります。ゆったりやると2週間程度でしょうか。
2章以降の演習は、最初のうちは必要ないと思います。
3:コンピュテーショナル・モデリング 入門から応用 Grasshopper × スクリプトで極めるアルゴリズミック・デザイン
grasshopperのTipsがよくまとめられています。
これを読むと作業効率UP間違いなし。
スクリプトを用いた発展的なプログラムも学べます。
番外編:アプリクラフト
グラスホッパーコンポーネントの辞書的なサイトです。
わからなくなった時はいつもここで調べています。
まとめ
grasshopperは、クセのあるツールですので、最初の一歩は紹介したサイトや本でチュートリアルをやってみてください。
ひとまずRhino-GH.comのチュートリアルを済ませ、いくつかモデリングしてみる。
3~4つ自分で組んでみて、操作感に慣れてきたらプロダクトのための、Grasshopperクックブックの第一章を済ませる。
ここまできたらgrasshopperを使えると公言して十分良いレベルに到達していると思います。色々組んでみましょう。
2~3ヶ月grasshopperをいじっていて、もう一歩、Pythonを使ってみたり、効率化したいと思ったらGrasshopper × スクリプトで極めるアルゴリズミック・デザインを読んでみる。
このような流れが一番成長が早いと思います。
エラーとデバックの繰り返しできついかもしれませんが、一度組むといろんなことに応用ができるのでぜひチャレンジしてみてください。