置き所?立ち所?
こんにちは。昨日久しぶりにミニゲームを現地にいる日本人同士で集まっておこうなうことができました。週一回のペースで行っているのですが、昨日のゲームでははいつもよりも人が多くレベルが高かったように感じました。1年前ぐらいからお世話になっている日本人の方がいてその人はアメリカに来る前に関東の大学リーグで試合にも出ていてプロになった選手たちを実際に何人も見ていたので自分との会話では「ー大学のーはずば抜けていた」等の話題がよく出てきます。それらの会話を通してつくづく感じることは大学卒でプロになっていく人たちの共通点はフィジカルの強さです。ある日現在日本のプロチームでプレーしているある選手の話になってその選手はその方の大学の後輩で先輩いわく彼は足元の技術は突出しているわけではないが、スピードは誰よりも優れていたそうです。フィジカルの大切さは東海リーグでプレーしている自分の同期も以前電話したときに口酸っぱく言っていました。現代サッカーではフィジカルなしではもう通用しなくなりましたし、むしろこの能力は技術では補えないほどになってきたように感じます。なのでこれからのサッカー人生の中で自分の弱点でもあるフィジカルを徹底的に鍛え上げて今までとは違う常にインパクトを与えれる選手に成長していきたいと思います。
さて今日のトピックは”置き所?立ち所?”です。一見意味不明なテーマですがこれはボール保持中にどちらの方が大切かの問いです。自分が高校の時に出会ったサッカーの動きを分析している方は
”ボールをどこに置くかではなく、自分がどこに立つかを常に考える必要がある”
とおっしゃっていました。勿論この考えには賛成ですし、立ち所を変えるだけでプレーを間易化できることは確かなのですが自分の意見としては
体を次自分のやりたいプレーに向けて準備させて思うところにボールを置くことができればベスト
だと思います。体の置き所だけを重視すると
ならボールをどこに置いても構わないんだな
と思ってしまう可能性が出てきます。これはボールロストにつながる思考でなぜなら狭いスペースでは少数単位の速さの駆け引きが鍵になってくるからです。そのためボールコントロールが少しでもズレると例え体が次のプレーのために準備ができたとしても相手にその好きをつかれてボールを触られてしまいボールロストに繋がります。この体の準備能力と置きたいところにボールをおける能力はゲームスピードが上がれば上がるほど求められます。
とはいえ体をどこに置くかということは駆け引きの中では非常に重要なのは事実です。理由としては、1体1の局面でDFがボールを奪取する状況はほとんどはOFの足からボールが離れている時にDFが瞬時に足を出してそのボールが引っかかる時です。極論をいうとボールが足に接着していればDFはボールを奪うことはほぼ不可能です。DFの立場でボールと取りにくいOFの特徴は足を出してもその間にかわしてくる選手です。なので結果論でいうと地面から足が浮いている時間(片足立ちの時間)を短くすればするほどDFのアクションの合わせて体の準備を行うことができるということです。しかし、これは意識的にやってしまうとただバタバタするだけになります。重要なのはこの相手DFのアクションの瞬時の認知で、これを認知した上でボール、体の置き所を正しくできれば1vs1は常に勝つことができます。口だけでいうのは簡単なことで実際にはメッシもボールを奪われるわけですから、これを毎回成功させることができる人は1人もいません。けれどこの築きを知識として頭に貯蔵しているかしていないかでは違いが少しは出ると思ったので今回シェアさせていただきました。これがサッカーをしている人の一人にでも役に立てれば嬉しいです。ご高覧ありがとうございました。ではまた次回の投稿で!Peace out:)
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