認知からの予備動作が対人スピードを変える

今回の記事ではサッカーにおける認知について感じたことを書きます。
自分は短所である身体能力を改善すべく身体の使い方について学びトレーニングを積んでます。それにれよって身体のバネを少しずつ体感できるようになりました。バネを最大限に発揮するためには、力が入る直前に筋肉を最大限に伸ばした状態にすること。その伸ばされた筋肉が収縮することによって強い力を産出することができるのがバネのメリットです。このバネのメカニズムを活用することによって身体のスピードに変化は生じますが、サッカーのような対人スポーツでは状況が不規則に変わるため認知の能力が非常に大事になってきます。さて認知とは具体的に何でしょうか?

試合中ではスプリントする際、プレーヤー達は無意識にスプリントする方向を認知しています。その認知に大きく関わってくるのが予測です。瞬時に次どこに動けばその場のプレーを成功させることができるのか、これを相手より素早く判断し常に”フライング”できる選手が対人スピードが速い選手です。短距離走が著しく早くない選手で試合になるとスピードが速いメッシのような選手はこの能力が長けています。その認知を完了した直後に、バネを最大限に伸ばし予備動作をして身体がそのバネの張力を生かせるスタンスにいることができれば爆発的な対人スピードを発揮することができます。
自分は身体の使い方だけ改善すればサッカー中の対人スピードも大きく変わると思っていて、少しの成長は感じられてはいますがまだ自分が納得するまで達していませんでした。なので、この認知のところで”フライング”ができて、それに伴い予備動作を遂行することができれば対人スピードが大きく変わると考えています。バネの張力の活かし方は日々のトレーニングで理解して身体に徐々に染み込ませていることができているので、引き続きどんな状況でも予備動作を行えるためにトレーニングを継続しつつ、認知の能力の向上にも力を注ぎたいと思っています。具体的にどのように認知の能力を上げていくことができるのかは今後の記事で自分なりの考えを述べていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?