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すり減らす戦い

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。


今日のテーマは『すり減らす戦い』です。

互いが得をしないことにエネルギーを使うよりも、
互いが気持ちのよいことに、よりエネルギーを使っていくほうが良いです。

スーパーマリオでの”無敵の状態”とは

スターを取った時は、ここぞ!とばかりにクリボーに体当たりしたり、パックンフラワーに積極的に突っ込んでいって、圧倒的な力で屈服させたり、駆逐します!

そのような状態を”無敵”だと思っていましたが
大人になってから、無敵とは”敵がいない状態”ということを聞きました。

”敵がいない状態”とは、”争う人がいない”ということで、
相手を許せる心意気や、相手にせず笑顔でいられる状態です。
この力はすごいもので、無敵状態になると嫌な気持ちになりません。


昔は、喧嘩売っちゃったな、という経験もあって、怒っていそうな人に、「え、怒ってるの?」と質問することで
さらに相手を怒らせて傷口を広げて
結局争って互いにいい気持ちになれないと感じました。

これはどうしても価値観の差があるので必ず批判があります。


最終的には「ゴットファーザー」という映画で腑に落ちました。
この映画では、時代の変化の中で色々な争いが起きます。

殺し屋が人を殺したり人の骨を折ったりする仕事をして生計を立てているのですが、
それが成り立っていたのは、法が整備されておらず
警察も賄賂を払えばなんとかなっていた時代だからでした。

ビジネスが、グレーだけどなり立っていたという時代があったのかと思うと
今考えると恐ろしい時代です。

その後、少しずつ法が整備されていき警察への賄賂も厳しくなり
変化しざるを得ない状況になっていきました。
この仕事は将来的に伸びていかないと気づいていきます。

ドンコルネオーネは方向性を変えていくことに悩み
他のファミリーは、これからの時代は麻薬の売買がいい仕事だと目をつけ動いていくことを決めました。

しかし、グレーのところから完全にブラックになっているだけで
結局これをやっても意味がないということで
「問題解決しないから俺たちは麻薬はやらない」と
ドンコルネオーネが言ったら喧嘩になったのです。

喧嘩の報復としてファミリーを殺すのです。
互いにみんなが潰し合いをしていってしまいます。
息子や娘が殺されたり、ドンコルネオーネも撃たれて生死をさまよいます。

みんなが潰し合いをして、みんな悲しい気持ちになっていました。
心が痛いし、これでは何の問題解決もしていない。

批判をしあったり、自分たちの主義に押し込もうとしたり
やられたらやり返すを繰り返していても、だれも得していなかったのです。

だれも喜ばないのに、心をすり減らす戦いをするのはやめよう、
ちゃんと世間から認められていることをやっていこうという話になるのです。

酒と女とギャンブルは合法だということで、そっちに舵を切って進んでいき
きらびやかなカジノの街を作っていきます。


自分のエネルギーが、ついだれかにむかついたり、
悲しかったり、悔しかったり、納得できないとか、
他人がなぜその行動をしているか分からないと思うことにエネルギーを使うのではなくて、
自分が進むべき方向にエネルギーを注いでいくことが大事です。


誰かを傷つけたり、目の前の人を批判したり文句を言ったりしても

結局、人は自分の鏡なので
“人を傷つけている”=“自分を傷つけている”ことになります。
人を殴ったら自分の手が痛いのと同じです。

同じように、心が傷んで行くことにエネルギーを注いでいくことは
まったく生産性がないです。

最近はSNSなどで、身元が分からない状態で人を傷つけたりするというのもあったり、
それを見てあおる人もいます。
互いに得をしません。

なにかを批判するよりは、だれかに感謝したり、だれかの幸せを考えているほうがおもしろいです。
だれかの幸せを考えているほうがニヤニヤするし、気持ちがいいですので、
自分が向かうべきことにエネルギーを注いで現実を変えていきましょう。


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