座標を手にしたものが勝利を掴む
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いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。
本日のテーマは「座標を手にしたものが勝利を掴む」についてです。
座標という言葉は、『進撃の巨人』に詳しい人は「始祖の巨人ですね」と把握してると思いますが、座標の考え方は、進撃の巨人を読んでいて「なるほど」と思った大発見でした。
これが大発見になった原因のひとつに『7の習慣』という本があります。
7つの習慣はぼくも衝撃を受けた1冊で、自己啓発系の本を紹介しているYouTuberの方も「みんな読んでいますよね?」という前提でお話しされていることがあります。
それほどに売れ方がとてつもないので、もはや伝説のビジネス本です。
その中で「影響の輪」と「関心の輪」という考え方が紹介されています。
関心の輪という範囲で生きていくと、自分の人生は主体的ではなく、周囲のあらゆる関心事に振り回されていき、自分の成したいことが達成しにくいと説明されています。
逆に「自分が今できることに注目して、影響の輪に集中してやっていきなさい」ということが書かれているのですが、これはググって調べるだけでも把握できる話です。
このお話が冒頭の「座標」につながります。
座標についての詳細は進撃の巨人を読んでほしいのですが、「巨人を意のままに操れる能力」のことです。
「座標」「影響の輪」「関心の輪」を折りまぜながら解説していきますと、ぼくらは生きているだけでも、さまざまな方向から影響を受けています。
ぼくも発信側ではnoteで記事投稿をしていて、逆に影響を受ける媒体としては本、ブログ、YouTubeなど、自分が良い影響を受けると思うものを受け取っています。
その中で特に、自分と年齢の近い人が大活躍をしていると、「同じ年齢を生きてこの結果の差はなんだ!」と燃えてきて、やる気が上がります。
そこに関心を持っている方が、パワーが出ることがあります。
このとき、「夢や目標に向かっていくぞ」という気持ちは当然ありますが、「頑張っている人に振り回されている」と考えることもできます。
他によく言われる例としては「自分が携帯電話をいじっているのか、携帯に動かされているのか」です。
自分で主体的に動かしているようで、無意識に動かされているようにも感じられます。
筋トレも「限界まで負荷かけてやるぞ!」と思っていても、「これぐらいでいいや」「さぼっちゃおう」という人と一緒にいるとその影響を受けてしまいます。
それは操られている、ともとれます。
周りの人が頑張っていると頑張りたくなりますし、周りの人が怠けていると怠けたくなります。
なので、環境を整えることはとても大事なことです。
部屋を掃除しようとして「誘惑があって漫画を読んでしまいました」という経験がある人も多いと思います。
ぼくも以前掃除をしていたら昔の漫画が出てきて、ついつい読み漁ってしまったことがあります。
「この時間は何のための時間だったっけ?」と自分に言い聞かせて、ハッと気づきました。
掃除すると言っていたのにもう2時間経ってる!なんてこともありました。
そして「掃除は明日でいいや!」と先送りしてしまうと、決めたことが未達に終わってしまいます。
目標を決めたはずなのに、途中に現れたものに左右されてしまったためです。
このとき「漫画が面白いのが悪い!素敵な漫画を描いた、作家さんが悪い!」と言いたくもなりますが、簡単に言えば、部屋に漫画がなければ避けられた事態なのです。
振り回されやすいものが存在しているから振り回されるのであって、そもそも置かなければいいのです。
やることを決めることと、やらないことを決めることは同じくらい大切です。
ネットサーフィンでも、関連する情報がたくさん出てくるから、沼にハマるのです。
いまは情報時代なので、以前にくらべて情報量が非常に多いです。
その情報たちを取捨選択してぼくたちは前に進んでいます。
情報をあえて捨てること、やらない行動を決めること、見ない、聞かない、触れないことを決めましょう。
環境整備をして自分の進むべき方向に進んでいく方がシンプルで簡単ですし、さらにやる気がある人や夢に向かっている人と一緒にいる方が、良い影響を受けて速く進みやすくなります。
これからは「●●のせいでやる気がなくなった」という言葉ではなく、「今日も甘いものを食べてしまった!思わず座標が動いてしまった。ケーキ、やるなぁ」と、原因を自分に向けた言葉に変えられるはずです。
自分の目標設定に効果的な環境整備をしながら、向かうべき方向へ進んでいきましょう!