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習慣という怪物のかわいがりかた

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。

今日のテーマは「習慣という怪物かわいがり」です。

精神を凌駕することのできるのは習慣という怪物だけなのだ ~ 三島由紀夫
という格言があります。

この“習慣という怪物”はとても強いです。

小学生のときは小学生の習慣、
中学生のときは中学生の習慣、
高校生のときは高校生の習慣、

学生のときはほとんど同じような習慣をしていた気がしますが、
社会人になって、社会人の習慣が少しずつ身に付いてきました。

いまだに小学生のときからの習慣が続いているものもたくさんあります。

夢や目標をもって動いている人も多いと思いますが、
新しく取り入れたい習慣を実行していくとき、
最初は「さぁやるぞ!」と意気込みます。

そこから、徐々に慣れてきて、
「完全に自分の習慣になったな!」と思うときがきます。

そのとき、また新たな習慣を取り入れようと決め、
意気込むところから始まります。

常に結果が出るまで、新しい習慣を身につけ続ける必要があります。

新しい習慣を取り入れたことにより、
自分の成長を実感している人もいると思いますが、
新たに取り入れた習慣は、時代が進んでいくと、
夢や目標を実現していくのに、邪魔になってしまいます。

せっかく身に付けたから、
「この習慣を繰り返していけば夢や目標に到達できる」
という手応えがあるかもしれません。

しかし、ルーチンにハマるワナがあります。

パターン化を自分で作ることにより、劣化してしまう恐れがあるということです。

例えば、電車だったら、
毎日同じ場所に乗って、同じところにいつもいたりとか、
飲み物や食べ物も固定化させて、
この曜日はこれを食べて、飲み物も毎回お茶にしよう
というようなパターン化をしてると、楽ではありますが、
新しいことをやる力というのも徐々に失ってしまいます。

常にニアチェンジの繰り返しがフルモデルチェンジなので、
少しの変化が大事になってきます。

自分の家から駅まで行くのも、
少し違うルートで行ってみるというだけでも全然違います。

小さいことではありますが、これは新しく取り入れる力です。

ルーチン化すると、成長も止めてしまいます。

歯磨きはルーチン化して、毎日簡単にできますが、
歯磨きの実力は3年前とそんなに変わっていません。

意識してやってきた人でしたら、
「歯磨きが上手くなったぞ!」と変化を実感するかもしれません。

しかし、ぼくは歯磨きの仕方がうまくなったとは思っていないので、
習慣化されてルーチンになっています。

意識していないと、上手くなりません。

ルーチン化は楽ですし、“ものにした”という感じがあります。

1歳とか2歳のときは歯磨きが全然できなかったはずですが、
ものにしてからはそんなに上達していません。

「コミュニケーションを上達させていくぞ!」と思い、
リーダーシップやチームワークを身に付けてきました。

さらにもう一段階上に行くために、
そこからどうしたらもっとできるのかを考えます。

そのとき、「今日はこういうひと工夫を入れてみよう」など、
常にニアチェンジを意識することが、ルーチンのワナにハマらないコツです。

常に不完全ではありますが、ひと工夫のルーチンを入れることによって、
より成長する機会や新しいものを行うクセを身につけることができます。

自分の中にある単純化させていくメソッドにはめ込み過ぎると、
時代や身の回りの人たちに置いてかれてしまいます。

髪型やメイクが毎回一緒になっていたりすると、
そこから来る弊害が起きます。

やったことない髪型にしてみたり、着たことない服を着てみたり、
コミュニケーションも違う笑いを取り入れてみたりして、
習慣にひと工夫もふた工夫も入れていくと、
変化を実感することができます。

毎日の中に少しだけ違うものを取り入れていきましょう。

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