今の自分でいるのは能力ではなく場所の問題
学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。
本日のテーマは『今の自分でいるのは能力ではなく場所の問題』です。
金魚の大きさは、水槽の大きさで決まります。
水槽が大きければ大きいほど、金魚は大きくなる。
つまり、人もどこまでも成長できて、どこまでもチャレンジできて、どこまでも変化ができます。
自分の水槽の枠や場所を変えることにより、思い切り進化や変化をすることができるのです。
同じところに留まっていると、自分の成長や変化や進化がなく、そこに留まろうとしてしまいます。
これは、詳しくは著)石井 裕之『心のブレーキの外し方』という本に「現状維持メカニズム」として書かれています。
20代の時に何度も読んだこの本ですが、石井さんも気付けばおじさまに
なっている。ぼくも歳を重ねましたが、互いに年齢が上がりました。
そしてこの現状メカニズムなのですが、体温が上がったら下がろうとする力があり、体温が下がったら体を温めて、元の平均の体温に戻そうとする。
お酒飲んでテンションが上がったら元に戻そうとするし、落ち込んで暗くなったとしても、平均的なテンションに戻そうとするもの。
ありがたいことだけれど、ときにブレーキになってしまうこともあります。
なんとなくルーティーン化していき、刺激を作らず、つい現状維持パターンに陥ってしまいます。
「居心地が悪くて、環境が良いところに身を置きなさい」と言われますが、自分がある程度の場所でできるようになったら、できないところに飛び込んでいくことが大事です。
「悪くない人生」から卒業し、「ベストな人生」へをテーマに
著)土井あゆみ 思い描いた理想をすべて手に入れる生き方でも、踏み出していく大切さを教えてくれます。
ある程度今のところができるようになってから次のことをやるというよりかは、不完全でも、何かしらの仕事を掴んでいくことが大事なのです。
今でしたら、いろいろなプロジェクトや仕事がつかみやすい状態なので、まずやっていく。
「プロジェクトに参加していったら、別のことがうまくいった」というのはよく聞く話です。
ほとんどの人は、「今目の前のことができていないのに、新しいプロジェクトをやったらそっちがうまくいかなのではないか」とブレーキをして、キャパを広げず、場所を変えないままにしてしまう。
「まずは目の前のことを一人前にならなくては」と。
目の前のことというのは、自分のレイヤーの冒険は、ある程度やってしまっているのです。
今はさまざまなことをやっている時代で、やる必要があります。
ですから、一定のレイヤー断層でトップになっていくものと、
未熟なものを取り入れ、常に緊張感のあるポジションのものを用意しておくことが大事です。
新しいことを始めると、最初は成長がすごく早く、そのときは緊張感があります。
ですから、最初のスタートの状態というのは、すごく良いです。
長くさまざまな物事を続けていくと、人に教える部分と、教えてもらう部分のどちらもあります。これは、人生でずっと続いていく流れなのです。
自分より年齢や経験が上の人は一生存在しますし、自分より年齢が下や経験が浅い人も一生存在する。ずっとその狭間にいるのです。
何かをやっていくときに、最初は「はい、はい、はい!」となります。
しかし、期間が長くなってくると、例えば両親のようないつも言ってくる人の話は、最初は「ちゃんと聞かなければ」と思っていても、
徐々に「これは聞かなくても良いのでは?」というラインが出てきてしまいます。
そうすると、「あ、また言ってるな~」となっていき、「はい、わかりました」と口では言うけれど行動には移さなくなってきます。
長く一緒にいると、どうしても、誰でも、そうなりがちです。
「じゃあ、そのポジションになったら違うことを頑張ればいいのでは?」ということではなくて、「それを頑張りながら、もう一個違うものを頑張る」ということが大事になってきます。
これからの社会で、場所を変えるというのは、今手に持っているものを置いて新しいことをやるというよりも、「今手に持っているものを持ちながら、新しいものを持つ」ということが必要。
「テリトリーを増やしていく」のです。
だからぼくも、映像制作、雑貨屋さん、飲食店、職業紹介、というように複数のことをやっています。
上記をやりながら、今ももう一個増やしている段階で、これからまた新しいことも増やしていきます。
そこでは謙虚にならざるを得なく、緊張感もあり、わからないことだらけで、教えてもらうことばかり。
何かを減らして新しいことをやるというのは早く卒業して、いろんなものを持ち、「手を大きくする」という感じです。
手が大きくなっていくと、一つのものが片手で持てるようになったり、3つ持てるようになったりして、自分の新しい力や自分の才能の幅は増えていくことに気づくことができます。
今のレイヤーではあなたはすでにトップに立っているので、別のことにチャレンジして「このレイヤーでは自分はまだまだ未熟なので教えてください」という場所に身を置くことが大事です。
さまざまなプロジェクトに取り組んだり、新しいプロジェクトにチャレンジして、ぜひレイヤーの最下層からステージを上げていってください!
映像制作FIVE
https://www.five-tokyo.co.jp
職業紹介 BE THE CHANGE
https://be-the-change.work
Side House
https://sidehouse.jp